開講学期 | 2010年度 前期 |
授業区分 | 週間授業 |
対象学科 | 機械航空創造系学科 |
対象学年 | 2 |
必修・選択 | 必修 |
授業方法 | 演習 |
授業科目名 | 力学演習 |
単位数 | 1 |
担当教員 | 河内邦夫、幸野 豊 |
教員室番号 |
河内邦夫 K-507 幸野 豊 K-606 |
連絡先(Tel) |
河内邦夫 0143-46-5640 幸野 豊 0143-46-5660 |
連絡先(E-mail) |
河内邦夫 kkawa@mmm.muroran-it.ac.jp 幸野 豊 kohno@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー |
河内邦夫:火曜日08:30〜11:30 幸野 豊 :木曜日15:00〜18:00 |
授業のねらい | 1年次開講の『基礎物理A、基礎物理B』で学んだ 《質点の力学》 《質点系の力学》 《質点系および剛体の力学》 の問題を確実に解ける力を演習で確認し、それらが力学上の諸概念とどのように関連するのかについて明らかにする。また、1年次開講の『解析A、解析B』で学んだ《偏微分、全微分》 の計算を演習で確実なものにし、力学の諸問題を解くことにより、理工学分野における数学の適用方法について学び、専門分野における材料力学に必須の《運動方程式と微分方程式》の問題を解く力を養い修得する。 |
到達度目標 |
1.質点の位置の表し方とベクトル演算ができる。 2.仕事とエネルギーの関係が理解できる。 3.力学現象と微分方程式、積分、勾配(grad)等の関連を理解できる。 4.力学の問題を微分方程式を用いて解ける。 |
授業計画 |
総授業時間数(実時間) : 22.5 時間 1. 力学の基礎(3週) 1.1 ガイダンスおよび学力確認テスト 1.2 ベクトル演算(ベクトルの和、スカラー積、ベクトル積) 1.3 質点および質点系の力学 1.4 剛体の力学 2. 力学の微分、積分(4週) 2.1 微分、積分 2.2 運動方程式と微分方程式(1) 2.3 運動方程式と微分方程式(2) 2.4 確認テスト 3. 振動(3週) 4. 座標変換(2週) 5. ラグランジュの運動方程式(1週) 6. その他の問題と確認テスト(2週) |
教科書 | プリントを配布して、それに沿って演習を行う。 |
参考書 |
『基礎物理演習』、物理学演習問題作成グループ編 『基礎物理ハンドブック』、物理学演習問題作成グループ編 |
教科書・参考書に関する備考 |
教材は授業で指示する。 授業では講義内容をまとめたプリントを適時配布する。 |
成績評価方法 | 演習課題のレポート、授業内で実施する各種テストを100点満点で評価し、60点以上を合格とする。 |
履修上の注意 |
1) 原則80%以上出席した者を評価対象者とする(未満の場合は、非履修とみなす)。 2) 不合格者は再履修すること(再試験等は実施しない)。 3) 原則として小テストを毎回行うので、関連科目等の学習を随時しておくこと。 4) 小テストは授業開始直後15分程度の間に行うので、遅刻しないこと。 5) レポートは適時課すので、欠席者は、速やかに対処すること。 6) 演習の時間は、限られるので、友人を多く作り、助け合って問題を解く機会に努めること。 7) 授業の変更や緊急時の連絡は、授業中または掲示板で通知する。 8) 何か、個人的な連絡は、上記のメールを使って良いが、長期不在の場合もあるので注意すること。 9) 不合格者は再履修すること。 10) 電卓、定規は常に用意すること。 |
教員メッセージ | 毎回講義のはじめ15分程度を使って小テストを行うので、必ず講義の開始前には席に着き、席は、最前列より詰めること。最後尾の席は、必ず開けること。小テストは、出席の確認になるので講義開始に遅れないこと。 |
学習・教育目標との対応 | この授業の単位修得は、材料工学コースのJABEE基準1の(1)の(c)と(g)、学習・教育目標の(C)と(G)に、それぞれ対応している。 |
関連科目 | 1年次開講の関連科目は、基礎物理A、基礎物理Bと解析A、解析Bである。 |
備考 |