開講学期 | 2010年度 前期 |
授業区分 | 週間授業 |
対象学科 | 機械航空創造系学科 |
対象学年 | 2学年 |
必修・選択 | 必修 |
授業方法 | 講義及び演習 |
授業科目名 | プログラミング入門 |
単位数 | 2 |
担当教員 | 齋藤 務 |
教員室番号 | A-207 |
連絡先(Tel) | 0143-46-5354 |
連絡先(E-mail) | saito@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー | 火曜日 15:00 〜 17:00 |
授業のねらい | 工学分野においては数値解析の占める役割は計算機の発達とともに大きくなり、その利用技術を習得する事には大きな意味がある。この授業では科学技術計算を行う上で、標準となっているUNIX環境下でのFORTRAN言語によるプログラミングの実際を、講義と演習を通して学習する。 |
到達度目標 |
1. UNIX環境の特徴を理解して計算機システムを利用する事が出来る。 2. エディターを用いてプログラムを作成する事が出来る。 3. 連立一次方程式を解くFORTRANプログラムを作成する事が出来る。 4. 計算結果の表示をすることが出来る。 |
授業計画 |
:総授業時間数(実時間); 22.5時間 1週目: ガイダンス、シラバスの説明 2週目: UNIX利用の基礎(ファイル構造) 3週目: プログラムの作成方法(エディター: viの操作) 4週目: プログラミング言語:FORTRANの基礎 5週目: FORTRANによるプログラミングその1(入出力 6週目: FORTRANによるプログラミングその2(DO文、制御文) 7週目: サブルーチンとコモン文 8週目: 一次元熱伝動問題のプログラミング 9週目: GNUPLOTによる結果表示(シェルプログラムの利用) 10週目: シェルスクリプト(GNUPLOTによる結果表示) 11週目: 連立1次元方程式の数値解法(直接法) 12週目: 連立1次元方程式の数値解法(反復法) 13週目: 連立1次元方程式の数値解法(SOR法) 14週目: 数値計算の誤差について 15週目: 課題の提示、まとめ |
教科書 | |
参考書 | |
教科書・参考書に関する備考 |
教材は授業で指示する。 授業では講義内容をまとめたプリントを配布する。 |
成績評価方法 |
100 点満点中60 点以上が合格点である。 演習の占める役割が大きいので、最低12回の出席が必要。 そのうえで、100点中50点を出席点、30点を最終課題(レポート)、20点を中間レポートの成績で評価する。 |
履修上の注意 | 特に教科書を指定しないが、自分の使いやすい(あまり厚くない)FORTRANの入門書を一冊持っていると役に立つ。 |
教員メッセージ |
出席日数が足りない(12日未満)ものは、レポートの採点をすることなく不合格となるので 注意の事。 |
学習・教育目標との対応 | 航空宇宙システム工学コースの学習・教育目標の項目2.(航空宇宙システム工学分野に必要な様々な知識、技術の習得)および、項目5.(自発的、継続的に学習する能力を習得)に対応している。 |
関連科目 | 数値流体力学(3年) |
備考 |