開講学期 | 2010年度 前期 |
授業区分 | 週間授業 |
対象学科 | 機械航空創造系学科 |
対象学年 | 2 |
必修・選択 | 選択 |
授業方法 | 演習 |
授業科目名 | 材料力学演習T |
単位数 | 1 |
担当教員 | 長船康裕、臺丸谷政志、藤木裕行 |
教員室番号 |
A123(臺丸谷)5月末にB302へ移動する. A118(藤木) 5月末にB304へ移動する. B201(長船) |
連絡先(Tel) |
全て内線番号 5318(臺丸谷) 5323(藤木) 5326(長船) |
連絡先(E-mail) | masashi@mmm.muroran-it.ac.jp, fujiki@mmm.muroran-it.ac.jp, osafune@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー |
臺丸谷:火曜日 14:30-16:00 藤木:水曜日 13:30-14:30, 17:00-18:00 長船:月曜日 9:00-10:00, 17:00-18:00 |
授業のねらい | 材料力学は,材料,機械及び構造物の強度や変形に関する基礎的学問であり,機械や構造物の設計の基礎として広く他の工学分野に関連している.材料力学演習 Iでは,材料及び構造体の力学的性質,応力やひずみの概念,変形する物体の強度・破損や変形に関する現象及び理論的取り扱い等に関する基本的な例題を実際に解くことで,それらの理解と応用を修得する. |
到達度目標 |
1. 材料力学に関する基本的な用語と内容を理解し,問題内容を理解することができる. 2. 軸,梁及びそれらの組合された構造部材に生ずる応力や変形に関する力学的現象を理解し,力学的解析ができる. 3. 実際の機械及び構造物の安全強度設計ができる. |
授業計画 |
総授業時間数(実時間);22.5時間 1. 材料の力学的性質に関する演習 (第1〜2週) 2. 応力とひずみに関する演習 (第3〜4週) 3. 引張りと圧縮に関する演習 (第5〜6週) 4. 簡単な骨組構造に関する演習 (第7〜8週) 5. 剪断と捩じりに関する演習 (第9〜10週) 6. 梁の曲げモーメントと剪断力に関する演習 (第11〜12週) 7. 梁の曲げ応力及び曲げ変形に関する演習 (第13〜15週) |
教科書 | 「基礎から学ぶ材料力学」,臺丸谷政志・小林秀敏 共著, 森北出版(発行2003.4) |
参考書 |
「材料力学」,S.P. チェモシェンコ 著,鵜戸口・国尾 訳,東京図書 #「材料力学」,桜井忠一 著,産業図書 # 「Elements of Strength of Materials」,S.P.Timoshenko & D.H.Young, Maruzen Co. Ltd. |
教科書・参考書に関する備考 | 上記「基礎から学ぶ材料力学」教科書は材料力学 I,IIの講義及び材料力学演習 I,IIでも使用する. 上掲の参考書すべて本学付属図書館に所蔵 |
成績評価方法 | 演習課題のレポート,並びに授業内に実施する試験を100点満点で評価し,60点以上を合格とする. |
履修上の注意 |
講義回数の80%以上出席した者を成績評価対象者とする. 不合格者は再履修すること(再試験等は実施しない). 材料力学Iを履修すること. |
教員メッセージ | 材料力学1の合格を目指します.2年前期のこの科目でつまずかないことが今後に大きな影響を及ぼします.わからないことを放置せず,この演習を通して解決してください.合格のコツは教科書の例題と演習問題を全て解答できるようになることです. |
学習・教育目標との対応 |
<学科の学習・教育目標との対応> (C)工学専門知識の修得 ・機械工学に関する専門知識を駆使して,工学システムに対する問題を解決できる. ・エネルギー・環境、ものづくり,ロボットに関する技術的問題に挑むことができる. <JABEEの学習・教育目標との関連> (d) -(2) 機械工学の主要分野(材料と構造,運動と振動,エネルギーと流れ,情報と計測・制御,設計と生産・管理,機械とシステム)のうち各プログラムが重要と考える分野に関する知識と,それらを問題解決に応用できる能力. |
関連科目 |
<科目間の連携> ○この科目を履修する上で必要な主要科目 解析,工業数学,物理学,材料力学I ○この科目の履修を必要とする主要科目 材料力学演習II,構造力学,機械システム工学実験I,II,弾塑性学,卒業研究I,II |
備考 |