開講学期 2010年度 前期
授業区分 週間授業
対象学科 建設システム工学科(建築コース)
対象学年 4
必修・選択 選択
授業方法 講義および演習
授業科目名 建築測量学実習
単位数 1
担当教員 岸本嘉彦
教員室番号 D316
連絡先(Tel) 0143-46-5208
連絡先(E-mail) kisimoto@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー
授業のねらい 実習を通して,測量学に関する基礎的な知識と技術を修得する。
到達度目標 1.測量機器の構造・使用方法を理解するとともに,実際の測量を行える。
2.各種測量の基礎的な知識と技能を修得する。
授業計画 総授業時間数(実時間):33.75時間

1週目 シラバスの説明,測量の概要
2週目 距離測量の方法
3週目 実習 距離測量の方法
4週目 角測量1 トランシットの構造・据え付け
5週目 実習 トランシットの設置・角度の読み取り
6週目 角測量2 トラバース測量について
7週目 実習 トラバースの距離角度の測定
8週目 水準測量1 レベルの構造・スタッフの読み方
9週目 実習 レベルの据え付け・スタッフの読み
10週目 水準測量2 基本的な水準測量
11週目 実習 長い距離の高低差
12週目 平板測量 平板測量の器具・測量方法
13週目 実習 平板の据え付け・地形図の描き方
14週目 建築工事現場における測量
15週目 測量関連技術について
教科書 指定しない
参考書 小林勲他著:「測量ミスを防ぐための工事測量実技入門」,近代図書,2300円 
教科書・参考書に関する備考 授業に使用する必要な資料は適宜プリントとして配付する。
成績評価方法 ・演習終了後に提出するレポートにより評価する。
・合格基準:100点満点で60点以上を合格とする。
・出席率(=出席回数/授業回数)80%以上が必要(未満の場合は,非履修とみなす)。
・全レポートの提出が必須である。
・不合格者の取り扱い:再試験等は行わない。
履修上の注意 @実習は少人数のグループで行うことを予定している。
A講義時間の変更や緊急時の連絡は講義中または掲示板で通知をする。
B演習は天候の影響が大きいため、時間割とは異なる時間を演習時間として指定することがある。
C演習は天候の影響が大きいため、シラバスに記載した授業計画を変更することがある。
D演習時は動きやすく、多少汚れても良い服装をすること。
E講義開始時に毎回出席をとる。
F遅刻2回につき、欠席1回としてカウントする。
G公的理由があって遅刻、欠席をする場合には、事前連絡をすること。
H講義・演習中に飲み物を飲むことは認める。ただし、缶製品は認めない。屋外の演習時は缶製品も認める。
I質問、意見があれば、教員に遠慮無く伝えること。 
J上述したとおり,再試験は行わない。
教員メッセージ 正確な設計・施工を行うためには、各種寸法を適切な精度で把握する必要がある。そのために、どのような道具を用い、どのような方法で測定を行うのか、是非興味を持ってほしい。今まで学習してきた幾何学の知識の有用性を実感でき、とても楽しい感覚である。
この授業は1単位しかないが、私個人の意見としては、大学に入学したのに実習の講義を選択しないとは、なんとも勿体ないことだと思う。
学習・教育目標との対応 この授業の単位修得は、学科の学習・教育目標の(C)主体的調査・研究能力,(F)環境・生
産に対応している。
関連科目 今後の関連科目はない。
備考