開講学期 | 2010年度 前期 |
授業区分 | 週間授業 |
対象学科 | 建設システム工学科 土木コース3年 |
対象学年 | 3 |
必修・選択 | 選択 |
授業方法 | 講義 |
授業科目名 | 衛生工学 |
単位数 | 2 |
担当教員 | 中津川 誠 |
教員室番号 | D310 |
連絡先(Tel) | 0143-46-5276 |
連絡先(E-mail) | mnakatsu@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー |
月曜 12:00〜12:30 火曜 12:00〜12:30 |
授業のねらい | 本講義は上水道,下水道及び廃棄物処理処分に関して,その都市環境施設としての現代的意義と課題について触れ,基本計画,水源,取水,水輸送,水処理,汚泥処理・処分,廃棄物処理,廃棄物処分の方法及びこれら施設を設計する場合の基本的事項について講述する. |
到達度目標 |
1.上水道の目的,計画論,施設設計の方法論を習得する.とくに上水の輸送,処理にどのような考え方や方法がとられているかを理解する. 2.下水道の目的,計画論,施設設計の方法論を習得する.とくに下水の排除や処理にどのような考え方や方法がとられているかを理解する. 3.廃棄物処理処分の目的,計画論,施設設計の方法論を習得する.とくに廃棄物の収集・処理・処分にどのような考え方や方法がとられているかを理解する. 4.上下水道,廃棄物処理処分の意義と課題を認識する. |
授業計画 |
総授業時間数(実時間);2単位(90分/60分)X16回=24時間 第1週 衛生工学概説 第2週 上水道(1)基本計画の骨格 第3週 〃(2)水源と取水,導水 第4週 〃(3)送水,配水,給水 第5週 〃(4)浄水(凝集,沈殿,ろ過,消毒) 第6週 下水道(1)基本計画の骨格 第7週 〃(2)計画水量・水質,下水の排除 第8週 〃(3)下水処理(1次処理, 活性汚泥法) 第9週 〃(4) 〃 (その他の生物処理) 第10週 〃(5) 〃 (高度処理) 第11週 〃(6)汚泥処理 第12週 廃棄物処理処分(1)廃棄物の発生と収集 第13週 〃 (2)廃棄物の処理 第14週 〃 (3)廃棄物の処分 第15週 まとめ,上・下水道及び廃棄物処理処分の今後の課題 第16週 定期試験 |
教科書 | 住友 恒 他 著 新版「環境工学」 理工図書 |
参考書 | 海老江 邦雄・芦立 徳厚 共著 「衛生工学演習」 森北出版 |
教科書・参考書に関する備考 | |
成績評価方法 |
履修には80%以上の出席率(=出席回数/講義回数)を必要とする. 成績は60点以上を合格とする. ただし,評価は以下のようにする. 演習レポート:30%,定期試験:70% 必要に応じ60点未満の者には再試験を課し, 再試験が60点未満の者は再履修とする. |
履修上の注意 | 流れの力学,水理学I,水理学IIを履修していることが望ましい. |
教員メッセージ | 上水道,下水道と廃棄物処理処分の重要性を理解し,その基本計画と施設の設計手法を習得しよう. |
学習・教育目標との対応 |
土木コースの学習・教育目標との関係 ○(C)将来能力 ○(D)土木専門基礎 ◎(F)環境防災 ○(G)自然調和 |
関連科目 | 「流れの力学」,「水理学I」,「水理学II」の知識が本科目の基礎となる. |
備考 |