開講学期 2010年度 前期
授業区分 週間授業
対象学科 建築社会基盤系学科
対象学年 1
必修・選択 必修
授業方法 講義
授業科目名 土木工学概論
単位数 2
担当教員 木村克俊、木幡行宏、小室雅人
教員室番号 D312(木村克俊)
D303(木幡行宏)
D210(小室雅人)
連絡先(Tel) 木村克俊:0143-46-5269(内5269)
木幡行宏:0143-46-5281(内5281)
小室雅人:0143-46-5228(内5228)
連絡先(E-mail) 木村克俊:kimura@mmm.muroran-it.ac.jp
木幡行宏:kohata@news3.ce.muroran-it.ac.jp
小室雅人:komuro@news3.ce.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー 木村克俊(月,火)12:00-12:30
木幡行宏(月,火)12:10-12:50
小室雅人(木,金)12:00-12:30
授業のねらい これから学ぶ土木工学の内容について、その概要を理解するとともに、土木技術者倫理について学ぶ。
到達度目標 1. 土木工学とその歴史〜土木工学とはどのような学問であるのか、またその歴史について学ぶ。
2. 社会のなかの土木〜社会基盤としての都市づくり、環境整備について学ぶ。
3. 自然災害をふせぐ〜地震や台風による土木施設の被害、土砂崩れ、水害等の防災・減災のための土
木技術について学ぶ。
4. 地盤をつくる技術〜すべての土木構造物を基礎として支える地盤(土)について、その性質や強い
地盤を作る技術について学ぶ。
5. 都市と環境〜身の回りの環境から地球環境までを守る土木技術の概略と生活をささえる上下水道・
廃棄物に関わる土木環境施設について学ぶ。
6. 橋をつくる技術〜代表的な土木構造物である橋と、その設計と使用されている材料について学ぶ。
授業計画 総授業時間数(実時間);24時間  
 1週目 土木工学の歴史
 2週目 土木工学の対象、土木工学の体系、土木事業の特徴
 3週目 土木工学と地球環境問題
 4週目 土木構造物、土木構造物に使用されている材料
 5週目 地震と災害
 6週目 土木構造物(橋,トンネル)の設計、材料と環境問題
 7週目 生活と地盤(土)との関わり
 8週目 地盤(土)の強さ
 9週目 地盤(土)を強くする方法(補強土工法)
10週目 地盤災害をふせぐ技術
11週目 環境との調和をめざした土木技術
12週目 都市生活を支える技術
13週目 河川災害をふせぐ技術
14週目 海岸災害をふせぐ技術
15週目 これからの防災について
(16週目 定期試験)
教科書 授業に使用する必要な資料は適時配布する。
参考書 堪木・柴田・中川:「土木へのアプロ−チ第2版」技報堂
小川博三:「日本土木史概説」共立出版
土木学会編:「土木技術者の倫理」土木学会  
教科書・参考書に関する備考
成績評価方法  60 点以上を合格とする。その成績は、レポート50%および試験50%で評価する。不合格者に対 してはレポートの再提出を課すとともに一度だけ再試験を実施する。これによっても不合格の場合には再履修すること。
履修上の注意 特になし
教員メッセージ  建築社会基盤系学科の1年生は、2年目から土木工学コ−スと建築学コ−スに分属されます。この講義と建築学概論は、土木と建築の違いを知ってもらい分属の参考にしてもらうことも、講義の目的になっています。
 地球環境にやさしく、人類の生活環境を豊かにするための、身の回りの生活から地球規模までの空間づくりが、土木技術者の仕事です。
学習・教育目標との対応 土木コースの学習・教育目標との関係
○ (B)人間性(4.5時間)
◎ (D)土木専門基礎 (8.5時間)
○ (F)環境防災(6時間)
○ (G)自然調和(3.5時間)
建築コースの学習・教育目標との関係
(B)良識ある人間性、倫理性、福祉への感性と、健全なる心身を形成する
(D)建設システムに共通する基礎的知識を習得する
関連科目 今後の土木工学コースのすべての科目に関連する。
備考