開講学期 | 2010年度 前期 |
授業区分 | 週間授業 |
対象学科 | 全学科 |
対象学年 | 3年 |
必修・選択 | 選択 |
授業方法 | 講義 |
授業科目名 | 教育心理学 |
単位数 | 2 |
担当教員 | 前田 潤 |
教員室番号 | Y207(総合研究等2階)前田教官室 |
連絡先(Tel) | 0143-46-5823 |
連絡先(E-mail) | maedaj@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー | (木)3・4講時目 |
授業のねらい |
教育心理学では、人間とはどのような条件の下で発達変化して、それぞれの特性を身につけていくかを明らかにする学問である。 本講義は特に発達や学習、対人関係などから現在の学校教育における諸問題について論じ、教育の本質とは何かを問い学生諸君と考えてみたい。 そして課題場面に対して教員としてどのように対処するかを体験的に学習することにより教員としての実地能力を身につける。 |
到達度目標 | 今日の学校教育現場や関連する領域において発生する様々な事象を、教育にかかわる人間事象として理解、検討し、課題解決ができるようになることを目標とする。 |
授業計画 |
総授業時間数;22.5時間 1.教育心理学とは何か 2.発達のプロセス(生後から児童期まで) 3.発達のプロセス(思春期から青年期) 4.学習と動機づけ 5.知能 6.性格 7.学力と評価 8.集団と個性 9.教師と生徒、大人と子供 10.不適応行動 11.学校問題のトピック 12.教育問題のトピック 13.生徒指導のトピック 14.教師を巡るトピック 15.まとめ 16.(定期試験) |
教科書 | 特に定めない |
参考書 |
「新しい教育心理学」 岡村浩志他編著 1998 福村出版 「教育心理学の展開」 肥田野 直編著 1996 北樹出版 |
教科書・参考書に関する備考 | 講義内容をまとめたプリントや資料をその都度配布する。 |
成績評価方法 |
試験(60%) 毎回の小レポート(20%) レポート(20%) |
履修上の注意 | 欠席4回以上で定期試験の受験資格を喪失する。しかし、公欠は欠席にカウントされないので留意ください。 |
教員メッセージ |
これまで教育を受けてきて今最高学府にいる学生諸君に、教育を受けるという受動的な立場から、教育そのものを捉え直し、単に理想的な有り得べき教育または教師像を求めるのではなく、そもそも教育とは何であるのかを考える機会となるような講義にしたいと思っています。 教職単位ではありますが、教育に関心のある諸君は是非履修してみてください。 |
学習・教育目標との対応 | |
関連科目 | こころの科学、現代心理学、認知科学論、認知科学の諸問題 |
備考 |