開講学期 | 2010年度 前期 |
授業区分 | 週間授業 |
対象学科 | 全学科 |
対象学年 | 2 |
必修・選択 | 選択 |
授業方法 | 講義形式 |
授業科目名 | 環境生物学 |
単位数 | 2 |
担当教員 | 岩佐達郎 |
教員室番号 | Y507室 |
連絡先(Tel) | 5661 |
連絡先(E-mail) | iwasat@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー | 月曜日9時から10時 |
授業のねらい | 地球温暖化、CO2濃度増加、オゾンホールなど環境問題は人類が現在直面している解決すべき極めて困難な課題です。生命は地球誕生後、数十億年にわたって様々な環境に適応し多様な進化を遂げてきました。今日の環境問題を考える時、生命の進化、構造、そして機能について基礎科学的な観点から学ぶことは必須であることを理解してもらいます。 |
到達度目標 |
1. 生命進化と地球環境変化の関連について理解する。 2. 細胞・生物についての基礎的知識を習得する。 |
授業計画 |
以下の項目についての講義を行う。 1.環境生物学で何を学ぶのか 2.細胞進化と地球環境 3.オゾンホールの問題 4.地球温暖化の問題 5.酸性雨の問題 6.生命の起源 7.細胞構造-1 8.細胞構造-2 9.細胞構造-3 10.細胞におけるエネルギー生成-1 11.細胞におけるエネルギー生成-2 12.遺伝情報の伝達 13.まとめ |
教科書 | 毎回、プリントを教材として配布する。 |
参考書 |
・生命と地球の共進化 川上紳一 NHKブックス ・実感する科学(上)地球感動編 廣瀬千秋訳 NTS |
教科書・参考書に関する備考 | |
成績評価方法 | 中間テスト30%、期末テスト70%で評価します。合計100点満点中60点以上が合格 |
履修上の注意 | 再試験は必要と思われる時には実施します。 |
教員メッセージ | 工学を学ぶ学生諸君にとって今日的な環境問題を常に考慮していることは大切なことです。環境問題は様々な要因が複雑に絡まっていますが、地史的観点から見れば生物進化が大気環境を含めて大きく関与し、それがフィードバックして生物進化に大きな影響を及ぼしました。ですから、生物学の基礎的理解は地球環境を考える上で必須です。 |
学習・教育目標との対応 | JABEE(b)技術が社会や自然に及ぼす影響や効果、及び技術者が社会に対して負っている責任に対する理解、に対応する。 |
関連科目 | |
備考 |