開講学期	2010年度 前期
授業区分	集中講義
対象学科	夜間主コース・副専門
対象学年	１年
必修・選択	選択
授業方法	講義
授業科目名	宇宙の科学
単位数	2
担当教員	勝田 豊、二宮公太郎
教員室番号	Ｑ３０１（Ｑ棟３Ｆ非常勤講師室）
連絡先(Tel)	０１４３−４６−５８２２（窓口：二宮）
連絡先(E-mail)	kat＠astro1.sci.hokudai.ac.jp
オフィスアワー	窓口の二宮教員を通して連絡してください。
授業のねらい	｢私たちの住む宇宙はどのように生まれたのだろう?｣｢どのような経緯を辿って私たち人類はこの宇宙の中で生まれたのだろう?｣ 　現在の宇宙論では宇宙はビッグバンと呼ばれる大爆発で,今からおよそ140億年前に,現在の宇宙とは比較にならないほど高温･高密度な状態で誕生したと考えられています｡もちろん宇宙がこのような姿のままでは地球や生命が誕生することはできません。｢宇宙の科学｣では,宇宙の誕生から天体の形成までの宇宙の歴史を学び、冒頭の疑問に対する回答を探ることにより、私たちの起源と宇宙の進化の関係を学びます。
到達度目標	・ 宇宙を学ぶ際に不可欠な重力や光の性質を理解する ・ ビッグバン宇宙論を支持する観測的事実を理解する ・ 天体の形成のシナリオを理解する ・ 宇宙の化学進化と生命の起源の関係を理解する
授業計画	１　オリエンテーション／重力と光の性質 　２　ビッグバン宇宙論 　３　インフレーション宇宙論 　４　火の玉宇宙の進化 　５　最近の宇宙膨張とダークエネルギー 　６　ダークマター 　７　宇宙の大規模構造 　８　銀河の形成 　９　私たちの銀河系 １０　恒星 １１　恒星の誕生 １２　恒星の進化 １３　太陽系惑星と太陽系外惑星 １４　まとめ １５　試験
教科書
参考書
教科書・参考書に関する備考	教科書・参考書は特になし。
成績評価方法	最終日に実施する試験で１００点満点中６０点以上を合格とする。 ただし、正当な理由により受験できない場合はレポートによって評価する。
履修上の注意	不合格者は、再履修すること。
教員メッセージ	私たちが日常接している世界とは全く異なる世界を学習するため、その概念を文章や数式のみから理解するのは容易いことではありません｡そのため講義では、理解を助けるために図や動画を多用します｡よって講義に出席することはとても重要です｡
学習・教育目標との対応	ＪＡＢＥＥ基準１(1)「(a)：地球的視点から多面的に物事を考える能力とその素養」に対応。
関連科目	「科学と倫理」
備考