開講学期 | 2010年度 後期 |
授業区分 | 週間授業 |
対象学科 | |
対象学年 | 3 |
必修・選択 | 選択 |
授業方法 | 演習 |
授業科目名 | ヨーロッパの文化 |
単位数 | 2 |
担当教員 | M,クラウゼ=小野 |
教員室番号 | Q-608 |
連絡先(Tel) | 0143-46-5839 |
連絡先(E-mail) | k-ono@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー | 火曜日の12:55〜14:25。そのほかの時間でも研究室にいる時はいつでもどうぞ。 |
授業のねらい |
先ずはヨーロッパ諸国の歴史的・社会的・文化的な関係について理解することから始め、それをベースにしてEUの全体像の把握を目指す。 またMoF(説明は後述)を用い、EUの中で対立を生む元ともなった諸国間の文化の相違とそこにいたった原因について考える。 |
到達度目標 | ヨーロッパ文化の概略を説明した後、MoFの紹介を行う。そのMoFを用い、一つの文化の中での行動様式や反応の仕方の特徴などの説明を行う。その後、例えばヨーロッパ各国における親子関係や教育・大学制度、会社モデル、広告のあり方などを取り上げる。それらを通じて、EUを構成するヨーロッパ諸国間の関係や相違、その理由などの理解を深める。 |
授業計画 |
45分/60分(60分分の45分)×2(90分授業ゆえ)×15=22,5時間 1-2 週目 イントロダクション。文化の意味についてのディスカッション。受講者のヨーロッパに関する知識の把握。 Introduction and discussion about the meaning and content of 'culture’. What do participants know about Europe? 3-4 週目 MoFの紹介と様々なケースを例に挙げての説明。 MoFとは、それを用いることで、ある文化における行動様式や働き方、対人関係のあり方などを知ることのできる一つのモデルである。 MoF will be introduced and explained by using different cases. MoF is a model, with which it is possible to discern preferred habits and styles of working, acting and proceeding in a certain culture. 5〜14週目 毎週或いは2週間に1回は、学生が希望する欧日に関するテーマの中からあるものを選び、それについて説明を行う。その後、必要があれば理解できなかった点を再度説明し、ディスカッションを行う。授業の最後には毎回、その授業内容に関する10問程度の小テストを実施するとともに 200字程度の感想文を書いてもらう。 Every week or over two weeks a Europe/Japan-related topic, which was beforehand chosen by the students, will be presented and explained. After the presentation, still unclear points will be clarified and the subject will be discussed. At the end of each class, a short test consisting of 10 questions with multiple-choice answers will be given, and in about 200 漢字 (120 words) impressions and views on the topic have to be written. To do the latter as homework is possible. 15週目 最後のまとめ。講義終了後は、3つのテーマから1つを選んで自分の考えを 500字(英文の場合は 250単語)程度のレポートにまとめ、提出してもらう。 Final summary. Three topics for reports will be given, one of which has to be chosen. Explain concisely your own thoughts on the subject given in not more than 500 漢字or in 250 words. |
教科書 | 授業に必要な資料は適宜プリントとして配布する。 |
参考書 | |
教科書・参考書に関する備考 | |
成績評価方法 | 小テストと感想文70%、最終レポート30%。合計 100点満点中60点以上を合格とする。 |
履修上の注意 | |
教員メッセージ | 学生が自分から積極的に議論の輪に加わることは非常に重要。レポート作成に関する相談は大歓迎。 |
学習・教育目標との対応 |
<JABEEの学習・教育目標との関連> 地球的視点から多面的に物事を考える能力とその素養 |
関連科目 | 異文化交流A |
備考 | This course will be held in Japanese and English. |