開講学期 | 2010年度 後期 |
授業区分 | 週間授業 |
対象学科 | 全学 |
対象学年 | 1 |
必修・選択 | 選択 |
授業方法 | 講義 |
授業科目名 | 環境科学入門 |
単位数 | 1 |
担当教員 | 杉岡正敏 |
教員室番号 | H216 |
連絡先(Tel) | 0143-46-5723 |
連絡先(E-mail) | msugioka@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー | 火曜日15:00am-16:00am |
授業のねらい |
地球環境問題を対象とし、理工学における「地球環境」に対する一般的かつ普遍的な考え方を紹介する。特に 地球温暖化、酸性雨、フロン、PCB・ダイオキシン、廃棄物などの問題をグローバルな視点から考察する。 さらに、これらの地球環境問題を解決する科学技術についても概説する。 |
到達度目標 |
(1)環境問題の何が本質的で重要であるかを主体的に問いかける視点を持つことができる。 (2)多岐にわたる地球環境問題をマクロな視点から普遍的に考察することができる。 (3)科学技術を基礎として、ミクロな視点からの解決策を考察することができる。 (4)地球環境問題の個別事例について、マクロおよびミクロな視点から考察することができる。 |
授業計画 |
第1週 序論:科学としての「環境問題」 (第1章 p.1-8) 第2週 地球温暖化問題 (第2章 p.9-34) 第3週 オゾンホール問題 (第3章 p.35-48) 第4週 酸性雨問題 (第4章 p.49-64) 第5週 エネルギーと環境問題 (第6章 p.81-106) 第6週 ダイオキシン問題 (第8章 p.127-142) 第7週 生活環境問題 (第9章 p.143-160) 第8週 補足とまとめ (各章) |
教科書 | 岡本博司、「環境科学の基礎」 東京電機大学出版局 |
参考書 |
樽谷修一編、「地球環境科学」 朝倉書店 多賀光彦、那須淑子共著、「地球の化学と環境」 三共出版 多賀光彦監修、「地球環境サイエンスシリーズ@ーL」 三共出版 |
教科書・参考書に関する備考 | 教科書、参考書の他に配布資料も使用することがある。 |
成績評価方法 | 成績はレポート提出(1回)により100点満点で60点以上を合格とする。 |
履修上の注意 | 講義の進行時期および順序は教科内容の習熟度合い等により変更する場合がある。不合格の場合は再履修すること。 |
教員メッセージ | 講義内容への質問等は大いに歓迎する。 |
学習・教育目標との対応 |
JABEE基準のうち、 (a) 地球的視点から多面的に環境問題を考える能力 (b) 技術が社会や自然に及ぼす影響や効果、及び技術者が社会に対して負っている責任に関する理解 と関連する。 |
関連科目 | 基礎化学、環境生物学、地球環境化学、環境化学、環境生物工学 |
備考 |