開講学期 2010年度 後期
授業区分 週間授業
対象学科 全学科
対象学年 1
必修・選択 選択
授業方法 講義形式
授業科目名 現代工学の課題 (前半8週)
単位数 1
担当教員 岩佐達郎、長谷川靖、日比野政裕、丸山 博、亀田正人
教員室番号 Y507
連絡先(Tel) 46-5661
連絡先(E-mail) iwasat@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー 月曜日 09時〜10時30分
授業のねらい 現代工学はどのような問題を抱えているか。解決すべき課題は何か?
問題をどのようにとらえたら良いのか?
問題を解決するために現代工学は何をしているのか?
これらの事項について知り、自らの問題として考えてもらう。
到達度目標 現代工学の抱える問題にどんなことがあるか。
現代工学は抱える問題をどのように解決しようとしているか?
これらについて、事例を挙げて説明し、自分の意見を言えることを目標とする。
授業計画 :総授業時間数(実時間)12時間
オムニバス方式で担当を決めて講義を行う。全体のとりまとめは、岩佐が行う。

項目1:1回(亀田担当):現代社会は様々な環境問題を引き起こし、それらへの対応を迫られている。題材として「地球温暖化」問題をとりあげ、求められる技術とそれを促進するための政策を考える。
項目2:2−4回(丸山担当):自然と人間との調和的な関係に基盤を置いた伝統的な技術に光をあてる。宮崎駿によってプロデュースされた映画『柳川掘割物語』を通して現代工学を再考する。
項目3:5回(長谷川担当):科学技術の進歩にともない様々な環境問題がとりあげられるようになり、廃棄物を再利用する「循環型社会の構築」が望まれるようになってきた。講義では事例をとりあげ、その内容について紹介する。
項目4:6回(日比野担当):新しいエネルギーとしての水素エネルギー利用について解説する。
項目5:7−8回(岩佐担当):現代の科学技術の進歩は我々の生活を豊かにしたが、それと同時に、地球に対して大きな負荷を負わせることにもなっている。これら地球環境を巡る問題に対し、現代工学がどのようにチャレンジし、解決しようとしているかを、事例を挙げて解説する。
教科書
参考書  
教科書・参考書に関する備考 教科書は使用しない。プリント等を配布する。
成績評価方法 項目毎に、小テスト、またはレポートで評価する。
項目1は25%、項目2,5は各25%、項目3,4は各12.5%として合計し、まとめて100点満点で60点以上を合格とする。
履修上の注意 小テストまたはレポート提出によって、必ず全項目の評価を受けること。不合格者は再履修すること。
教員メッセージ これから工学を学ぼうとする諸君が、工学の過去、現在、未来を学び、自分の問題として考え、これからの学習、研究、生活に生かしていくことを期待する。
学習・教育目標との対応 JABEE(b) 技術が社会や自然に及ぼす影響や効果、及び技術者が社会に対して負っている責任に対する理解、に対応する。
関連科目 副専門「環境と社会」コースの科目群
備考