開講学期 | 2010年度 前期 |
授業区分 | 週間授業 |
対象学科 | 副専門教育課程 コース別科目 |
対象学年 | 4 |
必修・選択 | 選択 |
授業方法 | 輪読 |
授業科目名 | ゼミナール「思考と数理」B |
単位数 | 2 |
担当教員 | 高橋雅朋 |
教員室番号 | Q403 |
連絡先(Tel) | 0143-46-5806 |
連絡先(E-mail) | masatomo@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー | 火曜日9・10限16:15〜17:45 |
授業のねらい |
●3年目まで数理科学の基礎を学んできて更に勉強したい学生のために開設する。 ●3年間で得た知識をベースとして、工学的・理学的に数理科学的思考力を育成することを目的とする。 ●3年生までに数理科学コースで学習してきた数学の基礎を踏まえて、さらに詳しく数学を学ぶことを目的とする。 ●より発展的な教科書を読み進みながら理解し、その内容を発表することで、ある程度レベルの高い数学を学習していく。 |
到達度目標 |
今年度は桂田、高橋2名の教員が担当する。受講者はどちらかのクラスを選択すること。 いくつかのテキストから1つ決め、それを元にゼミを行う。順次、論理的にセミナーを読み進めていく。 解析系では「フーリエ級数」または「より深い微分積分学」、 幾何系では「曲線論」または「曲面論を理解することを目標とする。 |
授業計画 |
総授業時間数(実時間):22.5時間 テキストにある項目を順次、輪講(セミナー)していく。 発表者は自分が分からないところを見つけ、それを自ら解決し黒板にて説明をする。 聴講者は自分が分からないところを質問、または補足などを行う。 |
教科書 | 受講者と決める。 |
参考書 |
数理科目の最高峰として、解析・幾何・代数の多くの知識が必要になる。 足りないところは必要に応じて適宜各自で補うこと。 |
教科書・参考書に関する備考 | 必要に応じて適宜指示をする。 |
成績評価方法 |
発表の仕方70%、板書のノート30%の割合で評価する。 100点満点中60点以上を合格とする。 |
履修上の注意 | 不合格者は再履修とする。 |
教員メッセージ |
講義は受身の場合が多いが、輪読は理解する、説明する、発言するという自主性が求められる。 日本語力、理解力、プレゼンテーション能力など複数の能力が不可欠となる。 数学とは何か、分かるとは何か、疑問をもって臨んでほしい。 |
学習・教育目標との対応 |
数理科学コースの、最終的な科目です。 <JABEEの学習・教育目標との関連> 数学、自然科学及び情報技術に関する知識とそれらを応用できる能力 |
関連科目 |
基礎数学 解析A 解析B 数学入門 解析C 距離空間 線形代数 代数学概論 解析学概論 |
備考 | わからないところは、質問して下さい。 |