開講学期 2010年度 前期
授業区分 週間授業
対象学科 副専門・共通
対象学年 3年
必修・選択 選択
授業方法 演習
授業科目名 文学創作演習
単位数 2
担当教員 越智道子、森 れい
教員室番号 Q301(Q棟3F非常勤講師室)
連絡先(Tel) 窓口担当:二宮 0143-46-5822
連絡先(E-mail) 越智 m-0chi@galaxy.ocn.ne.jp (m-0chiの 0 はゼロ)
オフィスアワー 窓口担当(二宮教員)を通して連絡してください。
授業のねらい  小説や詩を実際に創ってみることを体験する。
 室蘭市内ないし道内の同人誌等で活躍中の創作家・詩作家を講師として招き、その指導やアドバイスを受ける。
到達度目標  創作は、無から未知なるものを導き出す行為です。 日常、科学的思考が優先される機会の多い学生諸君に、「心」や「感性」の存在を再認識してもらい、そのことが専門分野にも反映していくことを期待したい。(越智記)
 日常の常識・倫理とは別のところに働く感情の表現や想像力こそが、「人間」たらしめる原点である。 生きる力を言葉によって表出する方法を学んでほしい。(森 記)
授業計画  学期初めのガイダンス時に、本科目を履修するための条件を説明します。
 以降、小説創作を越智が10回、詩創作を森が5回、各々担当します。 
 越智担当・小説の授業は、とびとびの土曜・午後に、2回分ずつ5度で行ないます。
 森担当・詩の授業は、とびとびの水曜9・10時限に行ないます。
 具体的な日程は―――
       ガイダンス   4月 14日(水) 16:15 〜 17:45(二宮)
       第1・2回    4月 24日(土) 12:10 〜 15:10(越智)
       第3回     4月 28日(水) 16:15 〜 17:45 (森)
       第4・5回    5月  8日(土) 12:10 〜 15:10(越智)
       第6回     5月 12日(水) 16:15 〜 17:45 (森)
       第7・8回    5月 22日(土) 12:10 〜 15:10(越智)
       第9回     5月 26日(水) 16:15 〜 17:45 (森)
       第10回    6月  2日(水) 16:15 〜 17:45 (森)
       第11・12回  6月  5日(土) 12:10 〜 15:10(越智)
       第13回    6月 16日(水) 16:15 〜 17:45 (森)
       第14・15回  6月 19日(土) 12:10 〜 15:10(越智)
教科書
参考書  
教科書・参考書に関する備考  教科書は担当講師がプリントをその都度作成し使用する。 受講生は購入の必要なし。
 参考書は特に購入の必要はないが、履修に先立ち、詩や文学作品に触れ、創作のための心の準備をしてほしい。(越智記)
 参考書は特にないが、その都度 多岐にわたる紹介をしていきたい。(森 記)
成績評価方法  折々に練習作品を提出してもらい、学期末に最終的な作品を提出してもらう。  学生諸君は、小説と詩の両方を学ぶが、最終的な作品は、いずれか一方を提出しても両方を提出してもよい。
 作品としての優劣よりも、制作しようとする努力に重点をおいた評価により単位を与える。 100点満点の60点以上が合格。 制作努力の特に顕著なひと、また優秀な作品を欠稿なく提出したひとには、「優」を与えることにしている。
履修上の注意  クラスとして、20名未満が望ましい。 真摯に文学を創作してみたいという人に受講して戴きたい。 初回授業で、このことを説明する。
 成績が「不可」だったひとは、再履修。
教員メッセージ  「読む」ことを通して「創作とは何か」「何を書くべきか」「どう書けばよいのか」など、創作のイメージをつかんでもらいながら、徐々に創作へと移行する。 提出は最低一作品(原稿用紙三〜十枚程度。 上限はなし)。 創作は答えのない問いです。 答えは自分の中だけにある。 眠っているかもしれない才能と、出会ってみませんか? (越智記)
 詩は他のジャンルにはない自由な形式を旨とします。 優れた詩作品を通して、洞察すること、表現すること、見聞きしたものからイメージを膨らませる楽しみを味わいましょう。(森 記)
学習・教育目標との対応  JABEE基準1(1)「(a):地球的視点から多面的に物事を考える能力とその素養」および「(f)前半:日本語による論理的な記述力、口頭発表力、討議等のコミュニケーション能力」に対応。
関連科目  「日本文学」「人間と文学」
備考