開講学期 | 2010年度 前期 |
授業区分 | 集中講義 |
対象学科 | 全学科 |
対象学年 | 1年 |
必修・選択 | 選択 |
授業方法 | 演習 |
授業科目名 | 地域再生システム論 |
単位数 | 2 |
担当教員 | 大坂谷吉行 |
教員室番号 | Y503 |
連絡先(Tel) | 0143-46-5249 |
連絡先(E-mail) | osakaya@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー |
水曜日 12:10−12:40 金曜日 12:10−12:40 |
授業のねらい |
地域再生や都市再生は、現代日本における急務な課題である。しかし、地域や都市の再生を成功に導くことは容易ではない。本授業は、地域づくりやまちづくりを実践している講師を招き、地域活性化のヒントを得るとともに、教員によるデータ分析、学生によるフィールド調査とグループ討論を通じて、実現可能な地域再生の方策を考え、まとめる能力を養うことを目的としている。 |
到達度目標 | データから現状や傾向を把握する能力、フィールド調査を行う能力、グループ討論で意見を述べるとともに他のメンバーと協力して、結論をまとめていく能力を身につける。 |
授業計画 |
総授業時間数:22.5時間 2010年度のテーマは、「室蘭と小樽の徹底比較」である。 9月26日(日) 1講目 テーマ解説 2講目 データから室蘭市と小樽市 3講目 人口減少・高齢化・少子化時代のまちづくり(内閣府役人) 4講目 問題提起(室蘭市や小樽市で活躍する若手の産業界の識者) 5講目 グループワークの説明 9月27日(月) 1講目 グループごとにフィールド調査 2講目 上記の続き 3講目+4講目前半 フィールド調査結果のとりまとめ 4講目後半+5講目 各グループの発表 9月28日(火) 1講目+2講目 夏休み直後に小樽市で行う(後日、掲示等で知らせる) 3講目+4講目前半 グループ討論(室蘭と小樽の共通点や相違点を議論し、まとめる) 4講目後半+5講目 各グループの発表 9月26日と27日は、遠隔授業(テレビ電話)システムを利用して行う。 9月28日は、小樽商大の教員と学生が室蘭に来て行う。 夏休み前(7月下旬)に参加人数の確認を含め、事前ブリーフィングと小樽見学会の説明を行うので、 掲示に注意すること。 |
教科書 | 講師等が必要な資料を配布する。 |
参考書 | 具体的な書名はあげないが、書店で「地域活性化」、「まちづくり」、「都市再生」などが書名に含まれている本を見つけた場合、目次を見て、最も興味を持った箇所を立ち読みしてみて下さい。 |
教科書・参考書に関する備考 | |
成績評価方法 | 学生個人の成績は、その学生が属したグループの発表(2回)に対する評価と、その学生が提出したレポートに対する評価を合わせて行う。 |
履修上の注意 |
夏休み前に行う事前ブリーフィングに出席すること。 夏休み直後に行う「小樽見学会」に参加すること。 見学会に参加できない場合は、この集中講義の前に 少なくとも1回、小樽を見に行くこと。 |
教員メッセージ |
私は研究室にいるより、いろいろな「マチ」を見て回ることが好きです。また、旅行も好きです。それで、自分の専門に「都市計画」を選びました。 皆さん、マチに出て、いろいろなものを発見してみませんか? おもしろいですよ。 |
学習・教育目標との対応 |
全学科の学生を対象とした科目なので、特定分野の学習・教育目標(JABEE)との対応は、記述しない。 情報電子工学系学科の 電気電子工学コース・情報通信システム工学コース 「H 電気電子工学分野の技術が社会や環境に与える影響を考える能力を習得する.」 に付随的に関与する. 情報システム学コース,コンピュータ知能学コース 人の [自己啓発]自己を啓発して学習する習慣を身につける。 [社会的視点]社会的・国際的視点に立って考える能力を身につける. に関与する. |
関連科目 | |
備考 |