開講学期 Course Start |
2010年度 後期 |
授業区分 Regular or Intensive |
週間授業 |
対象学科 Department |
建築社会基盤系専攻建築学コース |
対象学年 Year |
1 |
必修・選択 Mondatory or Elective |
選択 |
授業方法 Lecture or Seminar |
講義および演習 |
授業科目名 Course Title |
建築材料学特論 |
単位数 Number of Credits |
2 |
担当教員 Lecturer |
濱 幸雄 |
教員室番号 Office |
D314 |
連絡先(Tel) Telephone |
0143-46-5211 |
連絡先(E-mail) |
hama@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー Office Hour |
水曜日 12:00〜12:30 木曜日 12:00〜12:30 |
授業のねらい Learning Objectives |
コンクリートの耐久性、強度、施工性などの特性に関する工学的知識を深め、実務における取扱いの現状を仕様書、規・基準類を通して学ぶ。 |
到達度目標 Outcomes Measured By: |
1.コンクリートに関連する国内外の仕様および規・基準類の現状を理解する。 2.寒冷地のコンクリートに関する課題と対策を理解する。 3.コンクリートの特性を材料科学の面から考察し、理解を深める。 |
授業計画 Course Schedule |
総授業時間(実時間) 22.5時間 1週目 工事仕様書および規・基準類の役割 2週目 JASS5について1(概論) 3週目 JASS5について2(一般規定) 4週目 JASS5について3(調合計画) 5週目 JASS5について4(管理の方法) 6週目 寒冷地のコンクリート1(寒中コンクリート) 7週目 寒冷地のコンクリート2(凍結融解作用を受けるコンクリート) 8週目 寒冷地のコンクリート3(施工支援システム) 9週目 諸外国の規定について 10週目 コンクリートの材料科学1 (セメントの化学反応,混和材料の作用機構) 11週目 コンクリートの材料科学2 (コンクリートの微細構造と物質移動) 12週目 コンクリートの材料科学3 (力学的特性) 13週目 コンクリートの材料科学4 (コンクリートの収縮とひび割れ) 14週目 コンクリートの材料科学5(劣化メカニズム:中性化・塩害) 15週目 コンクリートの材料科学6(劣化メカニズム:アルカリ骨材反応・凍害) |
教科書 Required Text |
適宜プリントを配布する。 |
参考書 Required Materials |
日本建築学会、建築工事標準仕様書・同解説 JASS 5 鉄筋コンクリート工事、丸善、定価(7500円+税) # 日本建築学会、寒中コンクリート施工指針・同解説、丸善、定価(5600円+税) # 日本コンクリート工学協会、コンクリート便覧、技報堂、定価(30000円+税) # 川村満紀・S.チャタジー共著、コンクリートの材料科学、森北出版、定価(4000円+税) |
教科書・参考書に関する備考 | |
成績評価方法 Grading Guidelines |
討論に対する取り組みの積極性(40%)およびレポートの内容(60%)で評価し、100点満点中60点以上を合格とする。 |
履修上の注意 Please Note |
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教員メッセージ Message from Lecturer |
各自の研究テーマとの関連も踏まえて、自ら考え、調査し、建築材料および施工技術に関する理解を深めてほしい。 |
学習・教育目標との対応 Learning and Educational Policy |
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関連科目 Associated Courses |
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備考 Remarks |