開講学期
Course Start
2010年度 前期
授業区分
Regular or Intensive
週間授業
対象学科
Department
数理システム工学専攻
対象学年
Year
1
必修・選択
Mondatory or Elective
選択
授業方法
Lecture or Seminar
講義
授業科目名
Course Title
応用数理工学特論A
単位数
Number of Credits
2
担当教員
Lecturer
高坂良史
教員室番号
Office
Q401 (高坂教員室)
連絡先(Tel)
Telephone
0143-46-5803
連絡先(E-mail)
E-mail
kohsaka@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー
Office Hour
火曜日(Tuesday) 16:15〜17:45
授業のねらい
Learning Objectives
応用数理工学は,主に,『数学』という立場から,工学,自然,社会などで現れる現象の構造を解明しようとする分野である。 本講義では自然科学を始めとする様々な分野で観測される平均曲率一定曲面について解説する。

The purpose of this course is to study the theory of surfaces with constant mean curvature.
到達度目標
Outcomes Measured By:
曲面の概念を理解することができる。
曲面に関する諸公式を理解することができる。
平均曲率一定曲面の構造および安定性について理解することができる。
ガウス写像の概念を理解することができる。
授業計画
Course Schedule
以下の内容をそれぞれ複数回講義する。

1. 曲面論に関する準備
2. 平均曲率
3. 回転面
4. 平均曲率一定曲面の安定性
5. ガウス写像
教科書
Required Text
参考書
Required Materials
剱持勝衛 著 「曲面論講義−平均曲率一定曲面入門」 培風館 #
安達忠次 著 「微分幾何学概説」 培風館 
教科書・参考書に関する備考 教科書は指定しない。適宜資料を配布する。
成績評価方法
Grading Guidelines
演習点及びレポート点を総合して評価する。
履修上の注意
Please Note
・数理システム工学専攻の学生に限る。
・学部講義
   数理科学入門、数理科学ゼミナール、解析I、解析II、工業数学、
   線形代数、線形空間、数理解析、数理科学研究
などを履修していることが望ましい。 
教員メッセージ
Message from Lecturer
この科目についての質問等があれば、Q401(高坂研究室)に来て下さい。在室時はいつでも質問等にお答えします。
学習・教育目標との対応
Learning and Educational
Policy
この授業の単位修得は、本専攻の学習・教育目標
(1) 数学に関する高度な専門知識、工学分野の基礎的素養、及び特定の分野に偏らない分野横断的な思考の修得
(3) 数理科学の2つのふへんせい(普遍性、不変性)の重要性を理解し、物事を統一的な視点から眺め、処理する能力の修得
(4) 数学的知識と数理的思考により専門知識を活用・応用し、学際的な諸問題の解決と新技術の創生に貢献できる能力の修得
に対応している。
関連科目
Associated Courses
大学院講義:
  計算機リテラシー特論、計算機リテラシー演習
  応用数理工学特論B、応用非線形解析特論

学部講義:
  数理科学入門、数理科学ゼミナール、解析I、解析II、工業数学、
  線形代数、線形空間、数理解析、数理科学研究
備考
Remarks