開講学期
Course Start
2010年度 前期
授業区分
Regular or Intensive
週間授業
対象学科
Department
航空宇宙システム工学専攻
対象学年
Year
修士1年
必修・選択
Mondatory or Elective
必修
授業方法
Lecture or Seminar
講義
授業科目名
Course Title
数値流体力学特論
単位数
Number of Credits
1
担当教員
Lecturer
齋藤 務
教員室番号
Office
A-207
連絡先(Tel)
Telephone
0143-46-5354
連絡先(E-mail)
E-mail
saito@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー
Office Hour
火曜日 15:00〜17:00
授業のねらい
Learning Objectives
流体力学の基礎方程式を計算機上で数値積分して流れや波動の様子を調べる学問分野を数値流体力学という。この授業では数値流体力学で最も標準的に行われている有限差分法と有限体積法についてその基礎概念と適用法について学習する。
到達度目標
Outcomes Measured By:
1.有限差分の原理を理解し、(編)微分方程式を解く方法を理解する。
2.有限体積法の原理を理解し、(偏)微分方程式を解く方法を理解する。
3.流体力学の代表的な基礎式とそのリーマン解について理解する。
授業計画
Course Schedule
:総授業時間(実時間) ; 10.5時間
1週目 ガイダンス、差分法の基礎
2週目 テイラー展開の利用による差分の構成
3週目 多項式近似による差分の構成
4週目 常微分方程式の初期値問題と境界値問題
5週目 有限体積法の基礎
6週目 バーガーズ方程式とそのリーマン解
7週目 オイラー方程式、衝撃波捕獲法


教科書
Required Text
参考書
Required Materials
 
教科書・参考書に関する備考 講義ノートをもとに板書するが、適宜プリントの配布を行う。
成績評価方法
Grading Guidelines
:100 点満点中60 点以上が合格点である。
5回以上出席したものについてレポートで評価する。
(出席が5回未満のものについてはレポートを出しても不合格)

履修上の注意
Please Note
どの教科書にも載っている基本的な内容なので、特に教科書は指定しない.自分に合った教科書・参考書を選んで勉強すれば良い。
教員メッセージ
Message from Lecturer
講義回数が少ない割に新しい事柄が多く盛り込まれているので、集中して聴講してほしい。
学習・教育目標との対応
Learning and Educational
Policy
航空宇宙システム工学専攻の教育目標にある、”基礎・要素技術をシステムに構築する素養を身に付けた人材を育成する”という目標に沿って行われる。
関連科目
Associated Courses
流体力学、空気力学等、流体系の講義科目
備考
Remarks