開講学期 2009年度 後期
授業区分 週間授業
対象学科
対象学年
必修・選択
授業方法
授業科目名 コンピュータ言語
単位数 2
担当教員 須藤秀紹
教員室番号 V616
連絡先(Tel) 0143-46-5400(呼出)
連絡先(E-mail) suto[at]csse.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー 火曜日 15:00-16:00(V307にて実施)
授業のねらい ・コンパイラの仕組みを理解するために必要な言語理論の基本,及び,構文解析理論とその実現方法について学ぶ.
到達度目標 ・文脈自由文法・有限オートマトンなど,言語理論の基礎について理解する(50%)
・コンパイラの基本的な仕組みが説明できる(50%)
授業計画  1週目:言語処理系概論
 2週目:コンパイラの概要
 3週目:字句解析
 4週目:オートマトン1(有限オートマトン)
 5週目:オートマトン2(決定性オートマトンへの変換)
 6週目:オートマトン3(有限オートマトンの最小化)
 7週目:オートマトンに基づく字句解析
 8週目:演算子順位による構文解析
 9週目:文脈自由言語
10週目:構文解析1
11週目:構文解析2
12週目:構文解析3
13週目:構文解析4
14週目:まとめ,コンパイラに関する話題
15週目:定期試験
教科書 ・小倉久和著「形式言語と有限オートマトン入門」コロナ社(2800円+税)
参考書 ・エイホ他 著「コンパイラ」培風館(6525円)
・レイワード・スミス 著「コンピュータ・サイエンスのための言語理論入門」共立出版株式会社(2415円)
・佐々政孝著「プログラミング言語処理系」岩波書店 (5040円)
・富田悦次 著「オートマトン・言語理論」森北出版(2800円+税)  
教科書・参考書に関する備考
成績評価方法 試験を実施する.
100点満点で60点以上を合格とする.
履修上の注意 ・C言語を理解していること.
・再試験は行いませんので不合格者は再履修して下さい.
教員メッセージ ・言語処理系に関する知識は,コンパイラの設計時にはもちろんのこと,効率の良いプログラムデザインのためにも必要となります.
・多少難解な内容を含みますので,休まず講義に出席するようにして下さい.
学習・教育目標との対応 ・この授業科目は情報工学科の学習目標の以下の項目に対応している.
情報技術者[コンピュータサイエンス]情報工学の基礎知識と応用能力を身につける.
関連科目 ・「言語処理系論」「プログラミングA」「データ構造とアルゴリズム」「計算機システム」など.
備考