開講学期 2009年度 後期
授業区分 週間授業
対象学科 応用化学科
対象学年 3
必修・選択 選択
授業方法 講義
授業科目名 環境化学
単位数 2
担当教員 上道芳夫
教員室番号 U101 
連絡先(Tel) 0143-46-5724
連絡先(E-mail) uemichi@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー 月曜日 9:30〜10:30
授業のねらい 21世紀は「環境の世紀」と言われ、現在われわれは深刻な地球環境問題に直面している。この講義では、環境問題の現状を化学的な知識に基づいて正しく認識し、その対策について学ぶ。
到達度目標 1.環境の現状とその原因を理解する。 (30%)
2.重要な環境問題についてその対策技術を理解する。 (30%)
3.環境とエネルギーの関係を理解する。 (20%)
4.環境汚染物質の測定法を理解する。(20%)
授業計画 講義には主に教科書を使用して板書形式で行うが、不足部分はプリント資料を配布する。講義中に適宜小テストを行う予定である。

第1週 本講義の内容、環境問題の歴史
第2週 環境基本法
第3週 大気・水・土壌圏における化学物質の挙動
第4週  環境の現状−大気環境
第5週  環境の現状−水および土壌環境
第6週  環境対策技術−酸性雨
第7週  環境対策技術−自動車排ガス
第8週  環境対策技術−自動車排ガス
第9週  環境対策技術−水質、廃棄物
第10週 環境とエネルギー
第11週 新エネルギー変換システム
第12週 グリーンケミストリー
第13週 環境汚染物質の測定−クロマトグラフ法
第14週 環境汚染物質の測定−原子スペクトル法
第15週 まとめ
教科書 田中稔・船造浩一・庄野利之 共著 「環境化学概論 第2版」丸善 2,500円
参考書 小倉紀雄ほか著 「環境化学」 裳華房
鍋島淑郎ほか著 「環境工学入門」 産業図書 
柘植秀樹ほか編 「環境と化学:グリーンケミストリー入門」 東京化学同人 
御園生誠ほか編 「グリーンケミストリー」 講談社 
教科書・参考書に関する備考
成績評価方法 定期試験で60点以上を合格とする。
履修上の注意 不合格者には原則一度だけ再試験を実施し,60点以上を合格とする。再試験に不合格の場合には再履修すること。
教員メッセージ
学習・教育目標との対応 応用化学科の教育目標、B(専門的知識-化学)とE(人と自然の調和)の達成に寄与する。
関連科目 分析化学、分析化学実験、資源有機化学
備考