開講学期 2009年度 後期
授業区分 週間授業
対象学科 応用化学科
対象学年 2
必修・選択 選択
授業方法 講義
授業科目名 遺伝子工学
単位数 2
担当教員 安居光國
教員室番号 H-202
連絡先(Tel) 0143-46-5748
連絡先(E-mail) yasui@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー 月、金 14:35-16:00
授業のねらい 遺伝子の本体であるDNAの構造と機能は分子生物学の基本である。この講義ではDNAからゲノムまで、構造から機能、制御まで、原核生物から真核生物までの基本的な分子生物学の理解と、応用を含めた遺伝子工学の展望を習得する。
到達度目標 1. 分子生物学の歴史的知識を獲得する。10% 【応化教育目標B,E】
2. DNAの基本構造を理解する。10%  【応化教育目標B】
3. 複製の仕組みを理解する。20%  【応化教育目標B】
4. 転写の仕組みを理解する。20%  【応化教育目標B】
5. 翻訳の仕組みを理解する。20% 【応化教育目標B】
6. 原核生物と真核生物の分子生物学的差異を理解する。20%  【応化教育目標B,E】
授業計画 第1週  遺伝子の本体、歴史的背景
第2週  真核生物と原核生物(26章)
第3週  ヌクレオチドと核酸(3章)
第4週   核酸の構造(23章)
第5週   核酸の構造(23章)
第6週  DNAからDNAを作る、DNAの複製 (24章)
第7週  DNAからDNAを作る、DNAの複製 (24章)
第8週 DNAモデル作成(実施週は調整後とする)
第9週  DNAからRNAを作る、DNAの転写 (25章)
第10週   転写の制御機構 (25章)
第11週  転写の制御機構(プロセッシング) (25章)
第12週   翻訳(遺伝暗号、リボゾーム)(26章)
第13週  真核生物と原核生物(26章)
第14週  突然変異と修復(24章)
第15週  真核生物と原核生物(27章)

      定期試験
途中で変更をあります。
授業外の課題もあります。
教科書 #「基礎生化学」ヴォート (東京化学同人)3章、23-27章  図書館蔵書
参考書 #「分子遺伝学の基礎」バーグ、シンガー 東京化学同人
#「ノーベル賞から見た遺伝子の分子生物学入門」石田寅夫 化学同人
#「遺伝子」レーウィン 東京化学同人
#「ワトソン遺伝子の分子生物学」ワトソン東京電機大学出版局  
教科書・参考書に関する備考 教科書は生化学A,Bと共通ですので,新規に購入する必要はありません。
成績評価方法 60点以上を合格とする。
再試験は特別な場合を除いて行わない。
履修上の注意 不合格は再履修とする。
2009年度は2008年度までと進行が大きく変わります。
教員メッセージ 出席確認はカードシステムを利用します。
学習・教育目標との対応 応用化学科の教育目標,B(専門的知識-生物工学),E (調和ある科学技術)の達成に寄与する。
関連科目 生命科学、生化学A,生化学B、微生物工学
備考 21(2009)年度入学生からは,「遺伝子工学」が3年前期に開講されます。
そのため,2010年度は開講されません。
次回は2011年度ですので,再履修年次に注意してください。