開講学期 | 2009年度 後期 |
授業区分 | 隔週偶数 |
対象学科 | 応用化学科 |
対象学年 | 2 |
必修・選択 | 必修 |
授業方法 | 実験 |
授業科目名 | 物理化学実験 |
単位数 | 1.5 |
担当教員 | 松山 永 |
教員室番号 | 松山 永 H417 |
連絡先(Tel) | 46-5729(原則として何かあったら来室してください) |
連絡先(E-mail) | hisashi@mmm.muroran-it.ac.jp(原則として何かあったら来室してください) |
オフィスアワー | 松山 永 木曜日13:00-14:00 |
授業のねらい | 実験で使用する器具と薬品の取り扱いに習熟し,重要な概念や法則への理解を深めることを目的とする. |
到達度目標 |
1.定量用器具を扱うことができる.(25%,教育目標B) 2.薬品を扱うことができる.(25%,教育目標B) 3.測定データから目的とする物理量を求めることができる.(25%,教育目標B) 4.第三者が理解できるような報告書を書くことができる.(25%,教育目標C) |
授業計画 |
物理化学実験では、次の5つのテーマを実験する. 1.均一触媒反応 2.塩酸によるNaOH溶液の標定 3.活性炭への酢酸の吸着 4.フタル酸水素カリウムによるNaOH溶液の標定 5.EDA錯体の電子スペクトル これらの実験は実験説明会で配布する予定表にしたがって実施する. 実験1から実験5では,遅刻あるいは欠席した場合,その日の実験は他の実験日に延期となる. 白衣,(自分の手をふくための)タオル,安全メガネ,(A4サイズの)レポート用紙,(A4サイズの)方眼紙, 直線定規,関数電卓を用意する.ただし,安全メガネについては, 実験説明会で詳しく説明する予定なので,あわてて購入しないこと. 全ての実験について,実験日当日に結果を提出しなければならない. |
教科書 | 物理化学実験の手引書 |
参考書 |
各実験における理論を解説した参考書として, P. W. Atkins著,千原秀昭,中村亘男訳「物理化学(上)(下)第6版」東京化学同人,上下巻とも 5670円(附属図書館蔵) # 実験計画の参考書として, 浅田誠一他「定量分析」技報堂出版,2625円(附属図書館蔵) # 各実験操作の参考書として, 小笠原正明他「新しい物理化学実験(第2版)」三共出版,2730円(附属図書館蔵) # 報告書作成の参考書として, 泉美治他「化学のレポートと論文の書き方」化学同人,1785円(附属図書館蔵) # |
教科書・参考書に関する備考 | 物理化学実験の手引書は実験説明会で配布する。 |
成績評価方法 |
1.60点以上を合格とする.実験日当日に提出する実験結果70%とレポート30%の割合で評価する. 2.実験1から5までの実験を全て行うこと. 3.実験1,3,5の実験については,定められた締切日までにレポートを提出すること. |
履修上の注意 |
不合格者は再履修である.実験スペースの関係で,全員で実験を行うことができないので, 受講者を二つのグループに分ける.同時期に開講される「分析化学実験」の時間も利用して, 一つのグループは前半7.5週で「物理化学実験」を15回,後半7.5週で「分析化学実験」を15回行い, もう一つのグループは前半で「分析化学実験」,後半で「物理化学実験」を行う. 履修登録時には 注意すること. |
教員メッセージ | 毎年,履修登録期間中に履修登録をしない学生が多数います.後で履修登録を行うと面倒なことになりますので,履修登録期間中に履修登録を済ませてください. |
学習・教育目標との対応 | 応用化学科の教育目標,B(専門的知識−化学),C(継続的学習)の達成に寄与する. |
関連科目 |
この科目の履修にあたっては,1年次後期開講の化学実験を修得しておくことが望ましい. 今後の関連科目は3年次前期開講の有機化学実験と化学工学実験Aである. |
備考 | 2年生後期に実験説明会を開催する.説明会の場所と日時についての案内は,開催日の2週間ぐらい前にピロティー及びH棟中央玄関に掲示する. |