開講学期 2009年度 後期
授業区分 週間授業
対象学科 材料物性工学科 応用物理コース
対象学年 3
必修・選択 必修
授業方法 実験とレポート
授業科目名 応用物理学実験C
単位数 2
担当教員 磯田広史
教員室番号 K705
連絡先(Tel) 0143-46-5619
連絡先(E-mail) isoda@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー 水曜日 13:30 〜 15:00
木曜日 13:30 〜 15:00
授業のねらい 応用物理学実験Bで体得した技術および思考方法を発展させ、より専門化した測定技術および知識を習得する。また得られた知見を文章にまとめ、他人に正確に伝える能力を習得し、問題解決方法を学ぶ。
到達度目標 1.専門的で高度な測定技術と深い専門知識を習得する。
  (知識力)
2.課題を理解し、自ら考えて対処することにより、
  問題解決方法を体得する。(問題設定・解決能力)
3.実験で得られた結果を正確にレポートにまとめること
  ができる(表現力)
4.情報を的確に他人に伝えることができる。
  (プレゼンテーション能力・コミュニケーション能力) 
本実験実習を通じて上記のエンジニアリングデザイン能力を養う。
授業計画 全6テーマの実験を行う。
ただし、各テーマの中で、複数の実験を行う場合もある。

第1週  実験ガイダンス
第2-13週 6テーマの実験(1テーマ:2週)
第14-15週 プレゼンテーション
     (第6・7週に行った実験について発表)

実験テーマ
1 光学実験
2 誘電体物性実験
3 低温・磁性物性実験
4 生体分子科学実験
5 モンテカルロシミュレーション
6 量子トンネル現象の観測
教科書 応用物理コース実験担当教員が作成したテキスト。
参考書 実験テキストの各実験説明に参考文献を記載してあるので参考にすること。 
教科書・参考書に関する備考 実験テキストは第1週目の「実験ガイダンス」の時に販売します。 
成績評価方法 実験80点満点(レポート内容80%、受講態度20%)
およびプレゼンテーション20点満点の100点満点
で評価し、60点以上の者を合格とする
履修上の注意 ・全ての実験を行い、全てのレポートを提出し、
 プレゼンテーションを行うことが、必須条件です。
・この単位を取得しなければ、卒業研究に着手することが
 できません。
・やむを得ない事由により欠席した場合は、そのテーマの
 担当教員と相談して追実験を行うこと。
・各テーマごとに連絡する事項が生じる可能性があります
 ので、材料物性工学科棟掲示板に注意すること。
・レポートの提出期日は厳守すること。
・不合格の場合は再履修すること。
教員メッセージ  上記参考書の他、各実験テーマごとに参考文献を記載してある場合があります。実験を行う場合および実験レポートを書く場合にはその文献も参考にしてください。
 実験時には、実験ノート、方眼紙、関数電卓を用意して下さい。
 レポートの提出が遅れてレポートをため込んでしまうと、提出することが何倍も難しくなります。データの解析法やまとめ方、文献の調べ方、課題の考え方等、疑問点は積極的に質問し、期限内に提出することを心掛けて下さい。
学習・教育目標との対応 学習教育目標の(B),(C),(E),(F)に対応し,特に(E)に主体的に関与する。JABEE基準1(1)の(d)-(2b),(d)-(2c)に対応している。
関連科目 履修にあたっては、2学年後期開講の応用物理学実験Aおよび3学年前期開講の応用物理学実験Bの到達度目標を達成していることが望ましい。またこの科目で体得したことは、4学年の卒業研究で活かされるべきものである。
備考