開講学期 2009年度 後期
授業区分 週間授業
対象学科 材料物性工学科 材料工学コース
対象学年 2年
必修・選択 必修
授業方法 実験
授業科目名 材料工学実験A
単位数 2
担当教員 田湯善章
教員室番号 岸本:K-212
駒崎:K-704
佐伯:K-505
澤口:Y-607
清水:T-207,C-250
河内:K-507
葛谷:K-202
田湯:K-615
連絡先(Tel) 岸本:0143-46-5615
駒崎:0143-46-5668
佐伯:0143-46-5634
澤口:0143-46-5673
清水:0143-46-5651
河内:0143-46-5640
葛谷:0143-46-5639
田湯:0143-46-5641
連絡先(E-mail) 岸本:hkishi@mmm.muroran-it.ac.jp
駒崎:komazaki@mmm.muroran-it.ac.jp
佐伯:isaos@mmm.muroran-it.ac.jp
澤口:nasawa@mmm.muroran-it.ac.jp
清水:shimizu@mmm.muroran-it.ac.jp
河内:kkawa@mmm.muroran-it.ac.jp
葛谷:kuzuya@mmm.muroran-it.ac.jp
田湯:tayu@mmm.muroran-it.ac.jp 
オフィスアワー 葛谷 : 火曜日  9時00分〜12時00分
佐伯 : 水曜日 13時00分〜15時00分
澤口 : 月曜日 16時00分〜18時00分
駒崎 : 火曜日 10時30分〜12時45分
清水 : 火曜日 16時00分〜18時00分
岸本 : 月曜日 10時00分〜12時00分
河内 : 火曜日  8時30分〜11時30分
田湯 : 木曜日 15時00分〜17時00分
授業のねらい  材料工学の専門科目に関する理解度を高めることを目的として、1〜2年次に開講される科目に関連した事項を実験課題として与える。
 いずれのテーマも、自ら工夫し、実行し、考えなければ達成できないように設定し、卒業研究に取り組む基礎能力の獲得を狙いとする。また、実験を通して得られた事項を、的確に伝えアピールする能力が得られるようにしたい。
到達度目標 1 材料工学にたずさわる者として当然身に着けなければならない安全意識と知識の獲得
2 材料工学研究に共通する簡単な装置、手法、原理の習得
3 実験を計画、実行し、結果をまとめる能力の向上
4 プレゼンテーション能力の向上
授業計画  以下の5テーマをそれぞれ1〜3週にわたって4班に分けてローテーションし、12週の実験を行う。ただし、テーマ(4)と(5)は、同じ班で行う。また、ガイダンス・安全教育(1週目)を全体で実験の冒頭に行う。

 週    授 業 内 容 等     
1週目 安 全 教 育
2週目 ひずみゲージの使い方
3週目〜15週目(以下のテーマを4班に分けて行う)
  (1) 合金の冷却曲線測定と状態図の作成 (3週)
  (2) 液体と固体の比熱の測定      (3週)
  (3) X線回折と結晶構造学の基礎 (3週)
  (4) 固体のひずみ測定と弾性係数の測定 (1週)
  (5) 金属材料の非破壊検査法基礎(2週)

ただし、12週目は割り当てられたテーマについて資料を作成し、プレゼンテーションを行う。
教科書
参考書  
教科書・参考書に関する備考  オリジナルテキストを用いる。
 1〜2年次開講科目において使用した教科書やプリントが参考となる。
成績評価方法  60点以上を合格とする。実験5テーマについて、課題・レポート提出状況合計90点満点、プレゼンテーション10点満点により合計100点満点で総合評価する。
履修上の注意 1 全回出席し、すべてのレポートを受理され、プレゼンテーションを行うことが単位修得の最低条件である。
2 材料工学コース所属学生は必ず履修し修得しなければ3年次に開講する材料工学実験B(必修)および材料工学実験C(必修)を履修することが出来ない。
3 授業中の質問はもちろん、オフィスアワーなどの直接の質問も適宜受け付ける。メールではなく、直接教員室に来ること。
4 実験室の変更や緊急時の連絡等は、授業中または専用の掲示板(K157室前)で通知する。
5 不合格の場合は再履修すること。
教員メッセージ  自分と周囲の安全は技術にかかわる者として最低のマナーであり最大のルールです。服装や立ち振る舞いのひとつひとつに意識し、実験に取り組んでください。良く考え、良く気をつけていなければ、満足な結果は得られません。そのためには実験の過程を正しくノートに記録し、センス良くまとめることが必要です。
 実験は、全回出席が履修原則なので、特別な理由がない限り必ず出席すること。
学習・教育目標との対応  この授業の単位修得は、JABEE基準1(1)の(d)(4):実験の計画・実行およびデータの解析の能力、(e):種々の科学、技術および情報を利用して社会の要求を解決するためのデザイン能力、(h):与えられた制約の下で計画的に仕事を進め、まとめる能力、に対応している。
 学科の学習・教育目標の、 (D):材料工学の専門能力 、(E):デザイン能力 、(H):問題発見解決能力 、に対応している。
関連科目  1年次で学習した、結晶構造学(必修)、熱力学(必修)、物理化学A(必修)の内容を十分に理解している必要がある。
 2年次前期で学習した、材料科学A(必修)、材料力学(必修)、材料プロセス学(必修)の内容を十分に理解している必要がある。
 3年次に実施する材料工学実験B(必修)および材料工学実験C(必修)に関連している。
備考  実験に際して筆記用具以外に、以下の道具を用意すること。
 ・実験ノート
 ・方眼紙(A4)
 ・30cm程度の定規
 ・電卓あるいはポケコン