開講学期 | 2009年度 後期 |
授業区分 | 週間授業 |
対象学科 | 電気電子工学科 |
対象学年 | 3 |
必修・選択 | 選択 |
授業方法 | 講義 |
授業科目名 | パワーエレクトロニクス |
単位数 | 2 |
担当教員 | 青柳 学 |
教員室番号 | E305-1 |
連絡先(Tel) | 0143-46-5504 |
連絡先(E-mail) | maoyagi@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー |
電気電子工学科掲示板のオフィスアワー一覧、または、 http://www.elec.muroran-it.ac.jp/officehour.php を参照してください。 |
授業のねらい | 電力用半導体素子、電力の変換、制御技術を中心にパワーエレクトロニクスの基本動作と応用を修得する。 |
到達度目標 |
1.電力用半導体素子の動作原理と使用法を修得する。(20%) 2.整流回路の基本原理を理解し活用法を修得する。 (30%) 3.DC-DCコンバータの基本原理を理解し応用例を修得する。(30%) 4.インバータの基本原理を理解し応用例を修得する。(20%) |
授業計画 |
1回目 パワーエレクトロニクス緒論 2回目 電力変換の基本回路とその応用例 3回目 ひずみ波形の取り扱い方 4回目 パワー半導体デバイス 5回目 電力の変換と制御(1) 6回目 電力の変換と制御(2) 7回目 サイリスタコンバータ(1) 8回目 中間試験 9回目 サイリスタコンバータ(2) 10回目 DC−DCコンバータ(1) チョッパ回路,共振形コンバータ 11回目 DC−DCコンバータ(2) スイッチングレギュレータ 12回目 インバータの基本回路 13回目 PWMインバータ 14回目 パワーエレクトロニクスの応用例 15回目 復習 |
教科書 | 堀孝正 編著 :新インターユニバーシティ 「パワーエレクトロニクス」オーム社 定価2415円 |
参考書 |
片岡昭雄「パワーエレクトロニクス入門」森北出版 定価2310円# 矢野昌雄,打田良平著「セメスター大学講義 パワーエレクトロニクス」丸善株式会社 定価3045円# 電気学会調査専門委員会編「パワーエレクトロニクス回路」オーム社 定価5040円# 片岡昭雄「電動機の可変速駆動入門」森北出版 定価2520円 (いずれも図書館に所蔵) |
教科書・参考書に関する備考 | |
成績評価方法 |
中間試験40%、期末試験60%で評価し、60点以上を合格とする。(最高点:100点) 各到達目標の評価方法は次のように行う。 目標1について:小テスト,中間試験で論述問題を出題し,達成度を評価する。 目標2について:小テスト,中間試験で解析および設計のための計算問題を出題し,達成度を評価する。 目標3について:小テスト,期末試験で解析および設計のための計算問題を出題し,達成度を評価する。 目標4について:小テスト,期末試験で解析および設計のための計算問題を出題し,達成度を評価する。 再試験は行わない。不合格者は再履修すること。 |
履修上の注意 |
(1)電気回路I、II、III及び電気機器学の単位を取得していることが望ましい。 (2)関数電卓を用意すること。 |
教員メッセージ | 電気回路、電子回路、半導体工学、電気電子機器学、制御理論に幅広くまたがった境界領域を扱いますので、理解が不十分な授業科目はその都度学習し直すこと。身のまわりのパワーエレクトロニクス技術を探して見て下さい。電気を使用する所、ほぼ全てに存在しています。 |
学習・教育目標との対応 | 学科の学習・教育目標の, (B):電気電子工学分野の技術の基礎となる知識を習得する,に対応している。 |
関連科目 | 電気回路I,II,III,基礎電子回路,電子回路I,電磁エネルギー変換工学,電気機器学,制御工学 |
備考 |
電気電子工学実験Bの「電気機器関連実験」と平行して授業が進められますので、講義が実験と前後する場合があります。 電気主任技術者の資格には必ず取得しなければならない授業科目です。 |