開講学期 | 2009年度 後期 |
授業区分 | 集中講義 |
対象学科 | 情報工学科 |
対象学年 | 2 |
必修・選択 | 選択 |
授業方法 | 講義を中心とするが,適宜,討論形式を取り入れる. |
授業科目名 | 情報と職業 |
単位数 | 2 |
担当教員 | 島田浩次 |
教員室番号 | V610 |
連絡先(Tel) | (担当:島田)0143-46-5409 |
連絡先(E-mail) | (担当:島田)shimada@csse.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー | (担当:島田)火曜日 16:15〜17:45 |
授業のねらい | 社会,組織,個人など,あらゆる場面で情報化が進んでいる.この動きは職業に関しても例外でなく,情報関連職種はもとより,既存業務の在り方や従業員の勤労 意識などにも影響を与えている.このような状況を踏まえ,本講義ではコンピュータ産業や情報通信産業等における様々な事例を中心に,現代社会における情報化の進展とそれに伴う職業への影響について考察する. |
到達度目標 |
1.情報化によるビジネス変化,既存職業への影響などを理解する.(40%) 2.情報関連職業の全体像を把握し,特にIT産業に関係する職業の実際を理解する.(30%) 3.情報化による勤労者の職業観や勤労意識の変化について理解する.(30%) |
授業計画 |
第1回 ・オリエンテーション −授業のねらい及び授業の目標などについて説明する. ・情報化によるビジネスや職業の変化 −ITトレンドと企業活動,新しいビジネスモデル,eコマース,行政とITなどについて学ぶ. 第2回 ・情報関連職業の実際 −情報関連職業の全体像,SIの仕事,コンサルタントなど,情報処理の様々な工程に位置する職業ついて学ぶ. 第3回 ・情報化による勤労変化 −働き方や勤労意識の変化,リテラシーと職業,職業倫理などを学ぶ. ※講義の順番は,状況に合わせて適宜,調整しながら進めることがある. また,受講生も講義に参加する双方向型授業の形態も導入する. |
教科書 | 必要に応じて適宜資料を配布する. |
参考書 | |
教科書・参考書に関する備考 | |
成績評価方法 | 筆記試験の成績を60%,受講マナーを含めた双方向型授業における参加度を40%として評価し,60点以上を合格とする. |
履修上の注意 |
1)再試験は行なわない。 2)不合格者は再履修すること。 |
教員メッセージ |
職業とは仕事を通じて社会に貢献することでもあり、当然、社会に受け入れられなくてはならない。そのためには単なる知識だけでなく、他者の話を聴く態度や自分の意見の伝え方といった社会的ルールも重要である。 受講生は社会人としてのマナーをもって講義に臨むことを求める。 |
学習・教育目標との対応 |
この授業科目は、情報工学科の学習目標の以下の項目に対応している。 人:「社会的視点」−社会的・国際的視点に立って考える能力を身につける。 技術者:「技術者倫理」−環境と社会に対する技術者の責任意識を身につける。 |
関連科目 | この科目は教職課程、教科(情報)の必修科目である。 |
備考 |