開講学期 | 2009年度 後期 |
授業区分 | 週間授業 |
対象学科 | 機械システム工学科 |
対象学年 | 3年目 |
必修・選択 | 選択 |
授業方法 | |
授業科目名 | 塑性加工学 |
単位数 | 2 |
担当教員 | 上出英彦 |
教員室番号 | B214室 |
連絡先(Tel) | 46-5322 |
連絡先(E-mail) | kamide@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー | 講義終了後30分 |
授業のねらい | 各加工法のうち、大きな割合を占める、塑性変形を利用した加工法の原理と実際を理解する。 |
到達度目標 | ものづくりの現場で対応できる塑性加工法の原理と実際を理解すると共に応用に向けた基礎を習得する。 |
授業計画 |
1、塑性加工の基礎および各加工法について概説する。 2、鍛造加工;温度と塑性変形、動的再結晶と応力ー歪み曲線、鍛錬効果、型鍛造、鍛造 欠陥、圧縮変形の力学(平面歪圧縮、円板の圧縮) 3、圧延加工;各種圧延加工の特徴、圧延用語、冷間圧延の力学、圧延における弾性変形 (ロールの曲り、扁平、圧延機の弾性)、薄板圧延、圧延限界、圧延欠陥。 4、押し出し加工、線引き加工。 5、絞り加工;分類、加工に要する力、加工に及ぼす因子(ダイス肩半径、ポンチ肩半径 隙間)成形不良、特殊成形、各種成形性試験。 |
教科書 | 必要に応じてプリントを配布する。 |
参考書 |
塑性学と塑性加工;葉山益次郎、オーム社 塑性加工学;大矢根守哉ほか、コロナ社 金属塑性加工学;加藤健三、丸善 塑性加工;鈴木 弘、裳華房 |
教科書・参考書に関する備考 | |
成績評価方法 | 定期試験において100点満点で60点以上を合格とする。 |
履修上の注意 |
80%以上の出席が必要である。 授業の変更や緊急時の連絡は授業中または掲示板で通知する。 再試験は行わない。 不合格者再履修すること。 |
教員メッセージ |
多くの加工法に触れる。日頃の整理が必要である。 一つの加工法に触れる時、絶えず他の加工法との比較を念頭において欲しい。 |
学習・教育目標との対応 |
この科目は機械システム工学科学習、教育目標の3、工学システムをデザイン、製作する能力、に対応する。 また、JABEE基準1(d);該当する分野の専門技術に関する知識とそれらを問題解決に応用できる能力、に対応する。 |
関連科目 | 工作法実習、機械製図、機械材料学、機械加工学、材料力学。 |
備考 |