開講学期 | 2009年度 後期 |
授業区分 | 集中講義 |
対象学科 | 機械2年 |
対象学年 | 2 |
必修・選択 | 必修 |
授業方法 | 講義 |
授業科目名 | 確率・統計 |
単位数 | 1 |
担当教員 | 浅野弘明 |
教員室番号 | Q303 |
連絡先(Tel) | 非公開 |
連絡先(E-mail) | 非公開 |
オフィスアワー | 講義の間随時 |
授業のねらい |
確率論と統計学の基礎および基本的手法を,表計算ソフトを用いたデータ処理法を通してマスターする。 |
到達度目標 |
機械工学で利用される統計的手法に対し、基本的な理解を得る。具体的には、推定や仮説検定を含めたデータ分析の基礎を、背景理論を含め理解すると共に、実際に処理する技術を習得する。 |
授業計画 |
以下の項目について、パソコンを利用しながら、受講生の理解に応じて、説明します(講義の順番は適宜変更します)。 1.統計処理の概略(単純集計から仮説検定まで) 2.頻度集計(度数分布とそのグラフ化) 3.記述統計(平均値、標準偏差、歪度) 4.クロス集計、カイ二乗検定 5.標本抽出変動(母集団と標本) 6.二項分布と正規分布(中心極限定理を含む) 7.t検定と各種理論分布 8.相関・回帰分析 9.統計を理解するために必要となる数学的知識 |
教科書 | |
参考書 |
「確率統計」馬場敬之,久池井茂共著,(マセマ社)# 「確率問題ゼミ」G.ブロム他著(シュプリンガー東京) # 「確率・統計」薩摩順吉著(岩波書店) |
教科書・参考書に関する備考 | 講義中に電子化ファイルとして配付する予定 |
成績評価方法 |
講義中に出題(提出)する課題60点、まとめの課題40点(感想文を含む)とし、60点以上を合格とする。課題の大半は、パソコン(表計算ソフト)を用いた統計処理に関するものである。 |
履修上の注意 |
1.講義中に資料を配付するとともに、課題を提出してもらいますので、遅刻や欠席はしないこと。 2.1単位講義なので,日程など詳細は後期の講義前に掲示予定. 3.再試験は行わない。 不合格者は再履修すること. 4.解析学,線形代数を理解していることが望ましい. |
教員メッセージ |
頑張ろう!確率・統計は本当に大事です. |
学習・教育目標との対応 |
学習・教育目標との対応 1.学科の学習・教育目標との対応 (A)−2:数学基礎とその応用能力 (A)−4:機械システム工学に関する知識とそれらを問題解決に応用できる能力 2.JABEE の学習・教育目標との関連 (c):数学,自然科学および情報技術に関する知識とそれらを応用できる能力 (d)−1:数学については線形代数,微分積分などの応用能力と確率・統計の基礎,および自然科学については物理学の基礎に関する知識 |
関連科目 |
関連科目 ・履修要件:解析I,解析II ・この科目を必要とする科目,または関連する科目:計測工学,機械システム工学実験I,機械システム工学実験II,卒業研究I,卒業研究II |
備考 |