開講学期 | 2009年度 後期 |
授業区分 | 週間授業 |
対象学科 | 機械航空創造系学科 |
対象学年 | 1年 |
必修・選択 | 必修 |
授業方法 | 講義 |
授業科目名 | 航空宇宙機の基礎 |
単位数 | 2 |
担当教員 |
とりまとめ:吹場 活佳、 授業担当:杉山 弘,境 昌宏,吹場 活佳,湊 亮二郎 |
教員室番号 | 杉山弘:B208, 境昌宏:B309-1, 吹場 活佳:S306, 湊亮二郎:B222-2 |
連絡先(Tel) |
学内内線番号(学外からは前に局番46をつけて掛けてください。) 杉山弘:5364,境昌宏:5377,吹場活佳:5389,湊亮二郎:5378 |
連絡先(E-mail) |
杉山弘:sugiyama@mmm.muroran-it.ac.jp 境昌宏:msakai@mmm.muroran-it.ac.jp 吹場活佳:fukiba@mmm.muroran-it.ac.jp 湊亮二郎:r-minato@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー | とりまとめ教員(吹場): |
授業のねらい | 航空機や宇宙機の飛行の仕組みの概略を、空気力学、推進工学、航空構造工学、および航空制御工学の4つの側面から学ぶ。できるだけ数式に頼ることなく、物理現象の本質を理解する習慣を身につける。また、2年次のコース選択の手がかりを得る。 |
到達度目標 |
1.飛行機が空を飛ぶ仕組みの概略を説明できるようになる。 2.ジェットエンジンやロケットエンジンが推力を発生する仕組みの概略を説明できるようになる。 3.飛行機や自動車の軽く丈夫な構造の仕組みと特徴を説明できるようになる。 4.人工衛星や惑星探査機が宇宙を飛ぶ仕組みの概略を説明できるようになる。 |
授業計画 |
1. 航空宇宙機の歴史と最新動向その1(吹場) 2. 航空宇宙機の歴史と最新動向その2(吹場) 3. 飛行機が空を飛ぶ仕組み(流れの色々な性質)(杉山) 4. 飛行機が空を飛ぶ仕組み(揚力の発生メカニズムと特徴)(杉山) 5. 飛行機が空を飛ぶ仕組み(舵面による姿勢制御)(杉山) 6. エンジンが推力を発生する仕組み(運動量収支と推力発生、ノズル流れの特徴)(湊) 7. エンジンが推力を発生する仕組み(ロケットエンジンの仕組みと特徴)(湊) 8. エンジンが推力を発生する仕組み(ジェットエンジンの仕組みと特徴)(湊) 9. 軽く丈夫な構造の仕組み(飛行機の翼や胴体の構造)(境) 10. 軽く丈夫な構造の仕組み(応力と歪)(境) 11. 軽く丈夫な構造の仕組み(梁の断面係数と応力)(境) 12. 宇宙を飛ぶ仕組み(万有引力による軌道:円軌道、楕円軌道、放物軌道、双曲軌道)(吹場) 13. 宇宙を飛ぶ仕組み(惑星間飛行の軌道) (吹場) 14. 宇宙を飛ぶ仕組み(惑星探査の実例) (吹場) 15. まとめ(1週) |
教科書 | |
参考書 |
#1)室津 義定、「航空宇宙工学入門 (第2版)」、森北書店、2005. #2)飯野 明、「図解入門 よくわかる航空力学の基本―飛行機が飛ぶ原理と仕組み」、秀和システム、2005. #3)中山直樹、佐藤晃、「図解入門 よくわかる最新飛行機の基本と仕組み―飛行機のメカニズムを基礎から学ぶ飛行機の常識」、秀和システム、2005. |
教科書・参考書に関する備考 | 必要に応じて資料を配付する。 |
成績評価方法 |
空気力学、推進工学、航空構造工学、および航空制御工学の基礎概念について学期末試験を実施し、100点満点中60点以上の得点をもって合格とする。 不合格の者は再試験を受けること。但し、再試験は100点満点で採点し、素点に0.9を乗じた値を得点として、60点以上の得点をもって合格とする。 追試にも合格しない場合は次年度再履修すること。 |
履修上の注意 | |
教員メッセージ | |
学習・教育目標との対応 |
<学科の学習・教育目標との対応(JABEE関連)> 1. 工学上の諸問題を科学的に解決するための基礎知識の修得 b. 数学基礎とその応用能力 c. 物理学等の自然科学に関する基礎知識とそれらの応用能力 d. 機械システム工学に関する知識と、それらを問題解決に応用で きる能力 <航空宇宙システム工学コースの教育目的との対応> 航空宇宙システム工学の基礎的な専門知識を培う |
関連科目 | |
備考 |