開講学期 2009年度 後期
授業区分 週間授業
対象学科 建設システム工学科
対象学年 2
必修・選択 選択
授業方法 講義
授業科目名 建築環境工学B
単位数 2
担当教員 武田明純
教員室番号 Y705
連絡先(Tel) 0143-46-5252
連絡先(E-mail) atake1@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー 月曜日12:00-12:30
水曜日12:00-12:30
授業のねらい 建築空間は、音、光、熱、空気等といった様々な要素によって構成されている。優れた建築空間を創造するため、本授業では音や光の工学的な扱い方を習得する。
到達度目標 1. 建築音響、建築照明の基本的な用語やルールを理解する。
2. 音や光の性質を理解し、音や光を数値化して扱うことができる。
3. 簡単な音響設計を行うことができる。
4. 隣り合う室の間の騒音防止対策を行うことができる。
5. 必要な光源の数や配置位置を決定し、人工照明計画を行うことができる。
6. 昼光照明計画に関して、窓の特性を理解する。
授業計画 1-2週目:建築環境工学の概要と必要性、音の物理的性質と基礎的物理量
3-4週目:音の基本尺度、音の距離減衰
5週目:音の心理的性質
6-7週目:室内音響設計の留意事項、残響時間の計算
8週目:室内音響設計
9週目:騒音防止対策と音響材料
10週目:中間試験(出題範囲:建築音響)
11週目:光と視覚、基本側光量と単位
12週目:建築照明の計画条件
13-14週目:人工照明計画
15週目:昼光照明計画
教科書 「建築の音環境設計」 日本建築学会編 彰国社 定価(1980円+税)
参考書 「照明デザイン入門」 中島龍興、近田玲子、面出薫著 彰国社 定価(3200円+税) 
教科書・参考書に関する備考
成績評価方法 100点満点で60点以上を合格とする。成績は、定期試験40%、中間試験40%、レポート20%の割合で評価する。
履修上の注意 合否判定は、中間試験(出題範囲:建築音響)、期末試験(出題範囲:建築照明)毎に行なう。
つまり、中間試験(40点満点に換算)とレポート(第1課題10点満点)の合計が、30点未満だった場合、中間試験終了後に再試験(100点満点)を1度だけ行い、60点以上を合格とする。 期末試験(40点満点に換算)とレポート(第2課題10点満点)の合計が、30点未満だった場合、期末試験終了後に再試験(100点満点)を1度だけ行い、60点以上を合格とする。
なお、中間試験のみ合格、あるいは期末試験のみ合格となった場合、単位取得のためには不合格となった学習範囲についての再履修を要する。
教員メッセージ 初めて目にする事項が多いと思うが、可能な限り実生活の中の具体例と結びつけて解説する。単なる暗記にならないよう、授業内容の理解に努めることを期待する。
学習・教育目標との対応 この授業の単位習得は、学科(建築コース)の「(B)地球環境とのかかわりの中で技術と社会のあり方を理解すること」、「(F)実践や実習を重視した教育により、建築の環境・生産に関する基礎的知識と応用力を習得する」に対応している。
関連科目
備考