開講学期 | 2009年度 後期 |
授業区分 | 週間授業 |
対象学科 | 建築社会基盤工学系学科 |
対象学年 | 1 |
必修・選択 | 必修 |
授業方法 | 講義 |
授業科目名 | 土の力学 (建築前半) |
単位数 | 2 |
担当教員 | 川村志麻 |
教員室番号 | D-301 |
連絡先(Tel) | 0143-46-5282 |
連絡先(E-mail) | skawamur@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー | 水曜日 12:10〜12:50,木曜日 12:10〜12:50 |
授業のねらい | 土木・建築構造物を支えている「土」や「地盤」に関わりのある性質や現象,工事の方法など,「土質力学」や「基礎構造」を学ぶ上で基本となる基礎的な知識を習得する。 |
到達度目標 |
1.土の構成や地質またそれらの基本的物理量を理解し,土を構成する基本的物理量の計算を行うことができる。 2.圧密現象の概念を理解し,説明できる。 3.様々な地盤構造物の種類や施工方法について理解し,説明できる。 4.地盤災害の種類やメカニズム,対策方法について理解し,説明できる。 5.地盤内を流れる水が土に及ぼす影響とその特性を理解し,流線網を描きくことができるとともに,透水量や透水係数の算出ができる。 |
授業計画 |
1週目 建設プロジェクトにおける土質力学の役割 2週目 土を知る(1) 3週目 土を知る(2) 4週目 地盤沈下と圧密現象(1) 5週目 地盤沈下と圧密現象(2) 6週目 基礎(1) 7週目 基礎(2) 8週目 トンネルと地盤掘削 9週目 地盤災害(1) 10週目 地盤災害(2) 11週目 土の構成と基本的物理量(1) 12週目 土の構成と基本的物理量(2) 13週目 透水 (1) 透水係数とダルシーの法則 14週目 透水 (2) 流線網 15週目 透水 (3) 透水量および水頭の求め方 16週目 試 験 |
教科書 | 土質力学,足立格一郎著,共立出版株式会社,定価(3900円+税) |
参考書 |
参考資料等: おもしろジオテク,社団法人 地盤工学会編,技報堂出版,定価(3100円+税)土質力学,石原研而著,丸善,定価(3200円+税) |
教科書・参考書に関する備考 | |
成績評価方法 | 定期試験を80%、レポートを20%で評価し、60点以上を合格とする。不合格者には再試験を実施し、再試験に不合格の場合は再履修すること。 |
履修上の注意 | 講義中にレポートの課題を作成し,提出することが多いので,履修には注意すること。 |
教員メッセージ | 原則的に講義には必ず出席することとし,レポートは必ず提出すること。分からない場合には,教員に気軽に質問に来ること. |
学習・教育目標との対応 |
【土木コース】 ◎(D)ジェネラルコントラクター(総合建設業)・コンサルタント(設計会社)・官公庁などで働く技術者に必要とされる工学基礎の習得 ◯(E)実験・実習・演習や,現地視察・実務に携わる人々からの講義などを重視した実践力の習得 ◯(F)環境制御・防災に関わる技術の習得 【建築コース】 A 未来をひらく科学技術者に必要となる総合的な理工学知識の習得する。 D 建築社会基盤工学系学科における共通する基礎的知識を習得する。 に,それぞれ対応する。 |
関連科目 |
今後の関連する科目は, 土木コースでは,土質力学T,土質力学U,地盤防災工学,建設材料実験 建築コースでは,基礎構造,基礎構造演習である. |
備考 |