開講学期 2009年度 後期
授業区分 週間授業
対象学科 建設システム工学科
対象学年 1年生
必修・選択
授業方法 講義
授業科目名 基礎物理B (建築)
単位数 2
担当教員 川島利器
教員室番号 K707
連絡先(Tel) 0143-46-5616
連絡先(E-mail) kawasima@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー 金曜日 午後3時から午後5時 (変更もありうる。その場合には変更の曜日時間を教員室掲示版に示す。)
授業のねらい 基礎物理Bでは,熱力学と電磁気学における基礎的な内容を講義する。2つの分野は基礎物理Aで履修する力学と合わせて,物理学の基礎である。熱力学は物質の熱現象における法則を与えるだけではなく,物理学の基本的な考えを与える。また,電磁気学は現在の科学技術の直接的な基礎を与える。2つの分野の基本的な内容を講義する。
講義の前半では,熱力学における基本的な考えとその法則,また熱現象をどのように表記するかの基本的な方法も教授する。
講義の後半では,電磁気学の基礎を講義する。電磁気現象が如何なるものであるのかを教授する。電気力,磁気力の概念を通じて電場,磁場を理解し,さらに電磁気現象の基本法則を学ぶ.
到達度目標 熱力学基礎
1.温度,熱平衡,温度計,ボイルの法則,理想気体,絶対温度、状態方程式を理解できること。
2.熱力学第1法則が理解し、内部エネルギーを理解すること
3.カルノーサイクルの構造を習得して熱力学第2法則と不可逆変化を理解すること。

電磁気学基礎
1.静電気現象を知り,ガウス法則を理解し静電気学の基本的な概念を理解すること。
2.電流と磁気の特性とその法則を理解する。
3.電磁誘導と電磁波について現象とその法則を理解する。

授業計画 1週目 シラバスの説明、基礎物理Bの概要
2週目 温度と温度計、理想気体
3週目状態方程式 状態量、状態変数、偏微分係数
4週目準静的過程、理想気体の等温圧縮
5週目熱力学の第1法則, 内部エネルギー、ジュールトムソンの実験
6週目熱容量と比熱,理想気体の断熱変化
7週目 カルノーサイクル,熱力学の第2法則
8週目 電磁気現象について
9週目 静電場(1)
10週目 静電場(2)
11週目電流と磁場(1)
12週目 電流と磁場(2)
13週目電磁誘導と電磁場(1)
14週目電磁誘導と電磁場(2)
15週目 電磁気学と熱力学基礎のまとめ
16週目試験(熱力学基礎と電磁気学基礎 試験)

教科書の使用範囲:
熱力学の基礎: 物理学 小出昭一郎著 裳華房 5.温度と熱 (P.166-188の範囲を主に予定)
電磁気学の基礎: 物理学 小出昭一郎著 裳華房 6.静電場,7.電流と磁場,8.電磁誘導と電磁波(P.255-305の範囲を主に予定)
教科書 小出昭一郎「物理学(三訂版)」裳華房
参考書  
教科書・参考書に関する備考
成績評価方法 100点満点で試験において評価する。100点満点で60点以上を合格とする。
履修上の注意 1)講義を休まないで出席してください。
2)テキストを一読また講義を聞いただけで理解される簡単な内容を持つ
講義ではない。各自がテキストおよび講義を受講し記録しているノートに
基づき、十分に予習復習を行なう必要がある。そのことが、各自の知識
力、理解力、計算力を向上させる。
3) 授業中の質問は大歓迎。オフイスアワーなどでの質問も適宜受け付ける.。
4) 授業の変更や緊急時の連絡は授業中または掲示板で通知をする。
5) 必要に応じて、再試験を考えます。ただし,再試験の評価方法は本試験の場合と異なります。
6) 不合格者は再履修すること
教員メッセージ 物理学は,工学・科学の基礎であります。またやさしい内容をもつ科目で
はありません。その本質を理解するには,教科書を繰り返し良く読み,物
理学の表現の仕方および考えに習熟し,1つ1つの事柄を自分で考え,反
芻して努力する以外の方法はありません。一度勉強して理解できなくて
も,ガッカリせずに,繰り返し教科書を読み,物理学の表現と考えになれてください。
学習・教育目標との対応 JABEE基準1の(c)に対応している。また、学科の学習・教育目標の(A)未来をひらく科学技術者に必要となる総合的な理工学知識の修得(理工学教育)および、(C)未来に対する深い洞察力をもって高い視点から問題に対処し,将来にわたって豊かな能力を身に付ける(将来能力)に対応している。
関連科目 基礎物理Aを履修していることが望ましい。また、微積分(微分方程式を含
む)またベクトル解析の知識は不可欠です。
備考