開講学期 Course Start |
2009年度 前期 |
授業区分 Regular or Intensive |
集中講義 |
対象学科 Department |
全学科 |
対象学年 Year |
1 |
必修・選択 Mondatory or Elective |
選択 |
授業方法 Lecture or Seminar |
講義/意見交換/討論 |
授業科目名 Course Title |
異文化交流MB |
単位数 Number of Credits |
2 |
担当教員 Lecturer |
酒井哲也 |
教員室番号 Office |
N203 |
連絡先(Tel) Telephone |
電話番号:0143(46)5881 |
連絡先(E-mail) |
sakait@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー Office Hour |
(授業日に合わせ設定) |
授業のねらい Learning Objectives |
英語のCulture(文化)は、Cultivate(耕す)に起因し、土地を耕し食物を作るようになって、文化という単語が生まれたことを意味している。以降、人間が作り出したもの、即ち宗教,芸術等々、あらゆるものが文化といえる。講義では、最初に日本の産業文化、特に自動車産業について、今日の興隆を達成した理由について、他国と比較しながら述べる。 次に、山本茂先生著「留学生のための日本事情」を元に、日本の独特の文化、特に宗教,天皇,経済,教育,感性,歴史等について、他国と比較しながら述べる。 最後は、ジェフ・バーグランド著「異文化コミュニケーションのすすめ」の中から抜粋して、異文化間のコミュニケーションの大切さについて学ぶ。 |
到達度目標 Outcomes Measured By: |
1 留学生及び日本人学生の日本の産業・独自文化の理解 2 留学生と日本人の異文化交流 3 コミュニケーションの大切さの理解 |
授業計画 Course Schedule |
第1週 シラバスの説明,自動車産業1:自動車開発の歴史 第2週 自動車産業2:欧米で日本車が受けるわけ 第3週 自動車産業3:開発途上国での日本車の関わり 〔第1回レポート〕 第4週 宗教:カミはGODでない 第5週 天皇:君臨すれども統治せず 第6週 経済:技術大国への長い道のり 〔第2回レポート〕 第7週 教育:上下貴賎の別なく学ぶ 第8週 感性:美は小さきものに宿る 第9週 歴史:なぜ過去は水に流すか 〔第3回レポート〕 第10週 「Salience」って何 第11週 大文字の文化、小文字の文化 第12週 日本人は懸命にコミュニケーションをとる 〔第4回レポート〕 第13週 「自然」「時間」「人間」にどうかかわるかで文化が違う 第14週 現実は一つだけではない 第15週 目に見えない文化 第16週 前期定期試験 |
教科書 Required Text |
1〜3週:Power Pointによるプレゼン形式。但し必要に応じて資料は適宜配布する。4〜9週:テキスト;山本茂著「留学生のための日本事情」大学教育出版 ¥130010〜15週:ジェフ・バーグランド著「異文化コミュニケーションのすすめ」現代書館 ¥2,310 |
参考書 Required Materials |
日本経済新聞,外交フォーラム、Newsweek誌 |
教科書・参考書に関する備考 |
授業直前或は直後に、WEB(学内からのみ閲覧可能)上に講義資料を掲載し、自由に復習可能な状態にする。 URL:http://www.mmm.muroran-it.ac.jp/~sakait/index.files/frame.htm |
成績評価方法 Grading Guidelines |
100点満点中60点以上を合格とする。その成績は,定期試験60%,レポート40%の割合で評価する。レポートに関しては、基本的に3回目の講義が終わった毎に授業中に課し、約30分で自分自身の考えを纏め提出する。レポートは、質問の要点を外さず、背景を理解した上で、自分の考えを明示できているものを、高く評価する。(考え方の違いは問わない。) |
履修上の注意 Please Note |
1)授業中及びオフィスアワーなどでの質問も大歓迎。 2)特別の理由がある場合を除き、再試験は行わない。従って、不合格者は再履修しなければならない。 3)授業カードによる出席を取る。 |
教員メッセージ Message from Lecturer |
日本の産業/独自文化に興味を持っている留学生、並びに将来海外に出たい日本人学生の受講を歓迎する .めまぐるしく変化する国際問題を共に学ぼう。 |
学習・教育目標との対応 Learning and Educational Policy |
この授業の単位修得は、JABEE基準1(1)の(a):地球的視点から多面的に物事を考える能力とその素養、に対応している。 |
関連科目 Associated Courses |
なし |
備考 Remarks |