開講学期 | 2009年度 後期 |
授業区分 | 週間授業 |
対象学科 | <環境と社会>コース |
対象学年 | 2年 |
必修・選択 | 選択 |
授業方法 | 講義 |
授業科目名 | 生活環境科学 |
単位数 | 2 |
担当教員 | 二宮公太郎、冨士川計吉 |
教員室番号 | Q301(Q棟3F非常勤講師室) |
連絡先(Tel) | 0143−46−5822(窓口・二宮教員) |
連絡先(E-mail) | nsb05064@nifty.com |
オフィスアワー | 窓口の二宮教員を通して連絡してください。 |
授業のねらい |
生活環境の汚染問題に関連する五つの環境理論を紹介。 主要論点;「地球環境には物質的限界がある」「人間生活は環境にリスクを放出する」「物質システムとしての環境のあり方と人間生活のあるべき姿」「生活の文化社会的側面と自然の関わり方」「水俣病の因果関係論」 |
到達度目標 |
五つの環境理論のそれぞれについて理解目標を定める。 (1)環境限界論; 資源の利用と消費の限界 (2)環境リスク論; 生活から排出される物質的リスクの見極め方 (3)環境システム論; 環境システムの運動法則と社会的欠陥 (4)環境倫理; 自然の部分的理解と全体的理解 (5)水俣病の科学; 有機水銀により汚染・発病する機構 |
授業計画 |
初回の講義は、講義全般についての概要説明。 第2回目以降の講義でとりあげるテーマの順番は、初回の講義で調査した関心度を考慮して決定。 例えば、次のような順番があり得る。 第2〜4回 環境限界論 (3回) 第5〜7回 環境リスク論 (3回) 第8〜9回 環境システム論 (2回) 第10〜12回 環境倫理 (3回) 第13〜15回 水俣病の科学 (3回) この例は、教科書に掲載された順による。各理論の講義回数はおよそカッコ内の数のとおり。 |
教科書 | #冨士川計吉 編著「環境と生活」北海印刷(株) |
参考書 | 上記教科書に詳しく述べてある。 |
教科書・参考書に関する備考 | |
成績評価方法 | 小論文を評価して成績とする (定期試験として小論文を課す)。100点満点で60点以上を合格とする。 |
履修上の注意 | 追試験を実施するのに併せて、同時に再試験を行なう。これらによって不合格だった者は、再履修しなければならない。 |
教員メッセージ | 環境科学として扱われる自然科学的諸問題は、その枠を越えて社会科学、人文科学と連携しはじめて解決策を見出す。 |
学習・教育目標との対応 | JABEE基準1(1)「(a):地球的視点から多面的に物事を考える能力とその素養」に対応。 |
関連科目 | 環境と社会コースの各科目 |
備考 |