開講学期 2009年度 後期
授業区分 週間授業
対象学科 情報電子工学系学科
対象学年 1年次
必修・選択 選択
授業方法 演習
授業科目名 中国語U (Dクラス)
単位数 1
担当教員 加藤 眞司
教員室番号 Q301非常勤講師室
連絡先(Tel) 0148-46-5848
連絡先(E-mail) sushi1036@mail.goo.ne.jp
オフィスアワー 来学日は火曜日
授業のねらい 前期に引き続き、中国語の発音とピンイン[中国語の発音の表記法]を学びながら、基本的な文法をふまえつつ、日常生活の様々なシーンで必要とされる中国語の表現を身につけます。「can-do-list」を積極的に活用しながら、話す力・聞く力・読む力・書く力の習得を目指します。
到達度目標 欧州評議会が開発したCEFRというシステムのレベルA1到達を目標とします。
具体的には以下の項目を目標とします。
1. ゆっくり話してもらえれば、基本的な表現を聞き取れること。
2. 単純な文を読んで理解できること。
3. 相手と簡単なやり取りができること。
4. 簡単な語句や文を使って自己紹介ができること。
授業計画 1週目 前期の復習
2週目 第11課 あなたは中国に行ったことがありますか? ─経験を表す助詞“?”
3週目 第11課 語気助詞“?”
4週目 第12課 これはおいしいですか? ─形容詞述語文・主述述語文
5週目 第12課 “的”2 動詞句+“的”→名詞句
6週目 第13課 これはいくらですか? ─お金
7週目 第13課 動詞の“要”と助動詞の“要”
8週目 第14課 あなたは車を運転できますか? ─助動詞“会”“能”
9週目 第14課 助動詞“可以”
10週目 第15課 あなたはどこでアルバイトをしていますか? ─介詞
11週目 第15課 助動詞“想”
12週目 第16課 みんな来ましたか? ─助詞“了”
13週目 第16課  変化を表す助詞“了”
14週目 発音・ヒアリングテスト
15週目 後期のまとめ

授業では「can-do-list」の積極的活用を図るとともに、学習した表現パターンを用いてどれくらいコミュニケーション力が身についたか、その評価を行う(少なくとも隔週毎)。
定期試験は、試験期間に行います。
教科書 CEFRに対応した教材を講義時に配布する。
参考書 辞書
相原茂著『はじめての中国語学習辞典』朝日出版社 定価(2940円税込)
武信彰編『プログレッシブ中国語辞典』小学館   定価(2730円税込)
香坂順一著『簡約現代中国語辞典』光生館     定価(3570円税込)
松岡栄志他著『クラウン中日辞典』三省堂     定価(4200円税込)
相原茂他編『東方中国語辞典』東方書店      定価(5250円税込)
古川裕他編『超級クラウン中日辞典』三省堂    定価(6300円税込)
北京商務印書館編『中日辞典』小学館       定価(6615円税込)
相原茂編『講談社中日辞典』講談社        定価(6825円税込)
伊地智善継編『白水社中国語辞典』白水社     定価(8400円税込)
 
教科書・参考書に関する備考 必要な資料は適宜配布します。
また、参考書として挙げた辞書のうち、未購入の学生は必ず一冊購入してください。
成績評価方法 100点満点中60点以上を合格とする。成績は定期試験60%、平常点[授業での積極性・コミュニケーション力・宿題など]40%の割合で評価する。
追試験・再試験は行わない。
履修上の注意 中国語Tの単位を取得していないと、中国語Uは履修出来ない。
不合格者は再履修すること。
教員メッセージ 中国語は漢字を用いて表記しますが、実際には日本語とはまったく違う言語です。現代中国語で用いられる漢字は、簡体字と呼ばれる略字であり、その発音も日本の漢字の読み方とはまったく異なります。漢字に対して持っている先入観や視覚的なイメージだけに頼らず、オーディオファイルを活用し、正しい発音を繰り返し聞き、口を動かして、中国語の音に親しむようにしてください。
授業は発音練習を中心に展開します。ペアまたはグループでの会話練習を行いますが、恥ずかしがらずに、大きな声を出すようにしてください。積極的に、そしてどん欲に、中国語と中国文化を学びましょう。
学習・教育目標との対応 <JABEEの学習・教育目標との関連>
基準1(1)(f)日本語による論理的な記述力、口頭発表力、討議等のコミュニケーション能力および国際的に通用するコミュニケーション基礎能力に対応する。

関連科目
備考