開講学期 | 2009年度 前期 |
授業区分 | 週間授業 |
対象学科 | 全学科2年 |
対象学年 | 2 |
必修・選択 | 選択 |
授業方法 | 講義 |
授業科目名 | 外国文学 |
単位数 | 2 |
担当教員 | 丹菊喬二 |
教員室番号 | Q610 |
連絡先(Tel) | 0143-46-5837 |
連絡先(E-mail) | tangiku@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー | 毎週月曜日10:30から12:00 |
授業のねらい | 言語は自分ひとりの道具ではなく、時間と空間のひろがりのなかで生成してきたものである。そのことを体験してもらうために、大勢のひとびとの言語活動の結果であるところの言語(文芸)作品の一例として、昔の、また、現代の伝説の「ありよう、つくられよう」を観察する。われわれがいかに受動的に言語によって動かされているか、どのように主体的に言語を駆使してゆけるかに思いをいたしてほしい。 |
到達度目標 |
日常言語の使用者としての自分をすこし離れた場所から視てみること。 ものごとの観察・考察には言語を使うほかに便利な手段がないこと。 自分と自分から遠いところにあるもの(異文化、異世代)を等しく扱う手続き。 以上の三を先人の仕事を参考にしながら少しでも体験していく。 |
授業計画 |
おおむね以下の順に話を進めていく 1. ことば、共感、伝達、模倣、反復、様式、ジャンル 2. 伝承、伝播、口承、書承、 3. ジャンル 4.語り、うた、呪文、謎、 5.伝説、メールヒェン、神話、歴史、 6.分類、整理、カタログ化、 7.都市伝説 8.日本の都市伝説 9.うわさ、秘密、暴露 10.人間の心と現代 11.むかしといま。 12.明確とあいまい、 13、その他 |
教科書 |
既成のものは指定しない。 毎回の講義に資料を配布するので、それを通読・熟読すること。15回の講義でB4版40ページ程度を予定している。 |
参考書 | 講義では参考書にも言及するので、参照してください。 |
教科書・参考書に関する備考 | |
成績評価方法 |
期末に記述式の試験を行う。なによりも、配布資料を読んでいるか(読み取っているか)いないかが合否の分かれ目である。 20点満点の個別問題を5〜9個出題するので、3題選択したうえで正答すれば100点満点中60点として合格とする。 |
履修上の注意 |
2年次の履修者が多いばあいは、低年次履修をお断りすることになります。再履修者(前年度履修・受験の結果、不合格となったもの)は受け入れます。 例年、受験しても得点の低いひとがあるのはどういうわけか。講義も聴かず、資料も読まず高得点を得るのはむずかしいと知ってほしい。 毎回、出席者には出席簿に署名を求めるが、代筆・偽筆はおことわり。また、途中退室、授業中の内職は歓迎しない。 |
教員メッセージ | |
学習・教育目標との対応 | JABEE基準(f)の達成に寄与する |
関連科目 |
日本文学・ドイツ語I,II・ロシア語I,II・中国語I,II・ドイツ語III・ロシア語III・中国語III・ 英語の諸科目 |
備考 |