開講学期 2009年度 前期
授業区分 週間授業
対象学科 機械航空創造系学科以外の学科
対象学年 1年
必修・選択 選択必修
授業方法 講義
授業科目名 インター・サイエンスD
単位数 1
担当教員 とりまとめ: 溝端一秀
授業担当(担当順): 溝端一秀、杉山弘、斎藤英之、幸野豊
教員室番号 溝端一秀:S304、杉山弘:B208、斎藤英之:K413、幸野豊:K606
連絡先(Tel) 学内内線番号(学外からは前に局番46をつけて掛けてください。)
溝端一秀:5368、杉山弘:5364、斎藤英之:5654、幸野豊5660
連絡先(E-mail) 溝端一秀:mizobata@parakeet.mech.muroran-it.ac.jp
杉山 弘:sugiyama@mmm.muroran-it.ac.jp
斎藤英之:saitoh@mmm.muroran-it.ac.jp
幸野 豊:kohno@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー 溝端一秀:火曜10:30〜12:00
杉山 弘:月曜16:30〜17:30
斎藤英之:火曜15:00〜17:00
幸野 豊:火曜15:00〜18:00
授業のねらい 機械航空創造系学科以外の学科に所属する新入生を対象として、航空宇宙工学および材料工学の最新の話題を講述し、諸工学の関連性に関する理解を育む。
到達度目標 各自の所属する専門分野と航空宇宙工学および材料工学との関連性を述べることができるようになる。
授業計画 第1週:航空宇宙機の最近の話題(溝端)
第2週:超音速流れの世界(超音速流と衝撃波現象の基礎と応用)(杉山)
第3週:次世代型スペースプレーンとスクラムジェットエンジンについて(杉山)
第4週:鉄を作る―鉄鉱石から鋼まで―(斎藤)
第5週:水素を吸収する金属―水素吸蔵合金―(斎藤)
第6週:エネルギー開発と材料 1:「未来の基幹エネルギー源『核融合』を支える材料開発研究」(幸野)
第7週:エネルギー開発と材料 2:「クリーンエネルギー『燃料電池』システムと材料」(幸野)
教科書
参考書  
教科書・参考書に関する備考 適宜、プリント等を配布する。
成績評価方法 試験あるいはレポートを課す。
各担当教員が100点満点で評価し、平均60点以上を合格とする。
履修上の注意
教員メッセージ 航空宇宙工学は、多様な工学技術を集約・統合することによって成り立っている工学分野です。一方、材料工学は、多様な工学を支える基礎・土台となる性格を 持つ工学分野です。従って、皆さんが所属する工学分野は、かならず何らかの形で航空宇宙工学を支えているでしょうし、一方材料工学によって支えられている (あるいは相互に支え合っている)ことでしょう。このように多様な工学分野は支えたり支えられたりしており、相互に密接な関係を築いています。この授業で は、その関係の一端を感じ取り理解していただこうと思います。
学習・教育目標との対応 建築社会基盤系学科の学習・教育目標との対応
(A) 未来をひらく科学技術者に必要となる総合的な理工学知識を習得する
(C) 未来に対する深い洞察力をもって高い視点から問題に対処し,将来にわたって豊かな能力を身に付ける

機械航空創造系学科の学習・教育目標との対応
機械システム工学コース:
(A)-1 自然科学的視点だけでなく,人文科学的あるいは社会科学的な視点から物事を多面的に見る能力の修得
航空宇宙システム工学コース:
航空宇宙システム工学を構成する広範な要素技術に関する知識を培い、システム指向の考え方、すなわち幅広い視野から柔軟かつ総合的な判断を下す素養を養う。
材料工学コース:
(C) 数学,自然科学,情報技術に関する基礎的知識を習得し,それらを材料工学の専門分野に応用できる能力を身につける

応用理化学系学科の学習・教育目標との対応
応用化学コース,バイオシステムコース:
(A) 語学,数学,自然科学,及び情報技術等の基礎知識を身につける
(E) 広く世界に情報を求め,人と自然の調和を考えた科学技術を展開できる力を身につ
ける
応用物理コース:
(D) 技術者としての素養および応用物理を理解するための基礎とし
て,数学,自然科学,情報科学を修得する

情報電子工学系学科の学習・教育目標との対応
コンピュータ知能工学コース,情報システム学コース:
情報技術者[情報基礎]数学と自然科学の基礎知識を身につける
電気電子工学コース,情報通信システム工学コース:
(H-2) 人文科学,社会科学など他分野に関連する知識を習得し,社会や自然と技術のか
かわりについて考えることができる能力
関連科目
備考