開講学期 2009年度 前期
授業区分 週間授業
対象学科 全学科
対象学年 1
必修・選択 選択
授業方法 演習
授業科目名 ロシア語T (Aクラス)
単位数 1
担当教員 大川良輔
教員室番号 Q301非常勤講師室
連絡先(Tel) 5848
連絡先(E-mail) ryosukesukesuke@hotmail.com
オフィスアワー 学期中は毎週1回来学するので、個別に用のある場合は授業の前の時間を見計らって非常勤講師室に来ること。
授業のねらい 日常生活の様々な場面で使用されるロシア語の表現が使えるよう、基本文法から丁寧に学習し、簡単な必要基礎語彙の習得を目指す。
また、can-do-listを積極的に活用しながら聞く力・読む力・話す力・書く力の習得を目指す。
到達度目標 欧州評議会が開発したCEFRシステムのレベルA1到達を目標とする。
具体的な到達目標は、
1)発音やイントネーションを含め、ロシア語の文字を読み書きできるようになること。
2)初等文法の習得。
3)基本的な語彙の意味と用法を身につけ、単純な文を読んで理解できること。
(どこに住んでいるのか、また知っている人について簡単な語句や文を使って話ができる)
4)基本的な表現が聞き取れ、相手と簡単なやり取りができること。
授業計画 第1週〜第3週 ロシア語のアルファベット(キリル文字)とその発音の学習。自己紹介と簡単なあいさつの表現。自分の名前をロシア語で書く。その他、必要な語彙の学習。
第4週〜第6週 お願い事の表現。発音の復習。「これは何ですか?」という表現。平叙文と疑問文、否定文の表現。名詞の性について。
第7週〜第9週 「この人は誰ですか?」という表現(職業と家族についての名詞の学習)。複数形の作り方。「どこに住んでいますか?」という表現(前置詞の使用法と前置格について)。「出身はどこですか?」という表現(生格の使用法)。
第10週〜第14週 「これは〜のものです」という表現(所有代名詞の使用法)。「兄弟は今しか?」という表現(所有構文について)。「ロシア語を勉強しています」という表現(人称代名詞と動詞の規則変化)。様々な副詞の使用法。「好きなものは何ですか?」という表現(名詞の対格について)。年齢の表現と数詞について。
第15週 定期試験
教科書 SEFR対応の教材を使用する。教材及び付随資料は各自に配布するので、個別に教科書を買う必要はない。
参考書 辞書は白水社『ロシア語ミニ辞典』を推奨する。その他必要な資料は適宜配布する。 
教科書・参考書に関する備考
成績評価方法 授業中折を見て、復習のための小テストを行う。授業中に行う小テスト50パーセント(内訳は発音テスト30パーセント、語彙テスト20パーセント)と定期試験50パーセントの総合評価。定期試験に不合格の場合、再試験の代わりとして課題を課す。課題未提出者及び不合格者は再履修とする。
履修上の注意 ロシア語Tの単位を取得していないと、ロシア語Uは履修出来ない。
教員メッセージ ロシア語は一般的に難しいと思われがちな言語です。その要因の多くは難解な文法システムにあります。本授業では、難解な文法事項をなるべく廃し、実際のコミュニケーションに使用される会話やヒアリングに重点を起きます。旅行や会話に使えるロシア語を学びましょう。授業への積極的な参加を求めます。
学習・教育目標との対応 JABEE基準(f)の達成に寄与する。
関連科目
備考