開講学期 2009年度 前期
授業区分 週間授業
対象学科 電気電子工学科
対象学年 3
必修・選択 必修
授業方法 講義
授業科目名 電子回路U
単位数 2
担当教員 佐藤信也
教員室番号 E204
連絡先(Tel) 0143-46-5531
連絡先(E-mail) ssato@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー 月曜日 17:00〜18:00
木曜日 17:00〜18:00
授業のねらい 集積回路(IC)を構成している各電子素子の基本的性質を理解し、その上にたって集積回路の動作原理を理解する。 
到達度目標

  1. 演算増幅器(オペアンプ)の動作原理を理解する。
  2. オペアンプを利用した電子回路の動作を理解する。
  3. 正弦波発振回路の動作原理を理解する。
授業計画

  1. トランジスタ増幅回路の復習(3週)
  2. アナログ集積回路(3週)
  3. 演算増幅器(オペアンプ)(2週)
  4. 演算増幅器の応用回路(3週)
  5. 正弦波発振回路(3週)
  6. まとめ
教科書 藤井信生著 「アナログ電子回路の基礎」 昭晃堂
参考書 石橋幸男著 「アナログ電子回路」 培風館
石橋幸男著 「アナログ電子回路演習 基礎からの徹底理解」 培風館
藤井信生著 「なっとくする電子回路」 講談社  
教科書・参考書に関する備考 2008年度後期の電子回路Tで使用した教科書を引き続き使います。 
成績評価方法 演習(30%)、定期試験(70%)で評価し、60点以上を合格とします。
履修上の注意 電子回路Iの内容(特にトランジスタの等価回路およびトランジスタ増幅回路の等価回路を用いた直流・交流解析)を理解していることを前提にする。
教員メッセージ 現在の電子回路設計は集積回路を用いたものが多くを占めるようになってきています。回路の誤動作を避けるためには集積回路の基本的な動作を十分に理解する必要があります。また、今後開講される実習・演習科目などでも実際に電子回路を設計する機会があります。実際の回路作製に、この講義およびこれまでの電気回路・電子回路の講義で習った知識を有効に生して下さい。
学習・教育目標との対応 B:電気電子工学分野の技術の基礎となる知識を習得する。
C:物事を自主的・継続的に学習する能力を修得する。
関連科目 回路理論I、回路理論II、電子回路I
備考 この授業は情報工学科夜間主コース3年次の学生と合同で行います。