開講学期 | 2009年度 前期 |
授業区分 | 週間授業 |
対象学科 | 電気電子工学科(夜間主) |
対象学年 | 2 |
必修・選択 | 必修 |
授業方法 | 実験 |
授業科目名 | 物理学実験 (電電) |
単位数 | 1 |
担当教員 | 桃野直樹、本藤克啓 |
教員室番号 | Q206(桃野教員)、K708(本藤教員) |
連絡先(Tel) |
0143-46-5656(桃野教員) 0143-46-5632(本藤教員) |
連絡先(E-mail) |
mom@mmm.muroran-it.ac.jp(桃野教員) khondou@mmm.muroran-it.ac.jp(本藤教員) |
オフィスアワー |
金曜日16:00~19:00(桃野教員) 平日11:55 〜 12:55(本藤教員) |
授業のねらい |
1.いろいろな機会に得た物理についての知識を実地に体験してその知識をより確実にする。 2.種々の測定技術と測定結果の解析方法を習得し,工学へ興味を抱くようにする。 |
到達度目標 |
1.測定精度を理解して測定ができる。 2.有効数字を理解して表記できる。 3.自ら進んで実験に取り組むことができる。 4.自ら考えて実験に取り組むことができる。 5.正しい手順を理解して実験ができる。 6.実験結果を受け入れ,それに対して自発的に考察ができる。 |
授業計画 |
物理学実験は隔週で行う。第1週はガイダンス,第2週は基礎的測定である。第3週以降の実験については2名1組を原則として実験を行う。実験を行う前には必ずその実験についての「実験計画書」を各自が作成し,指定時間までに実験室前のボックスに提出しなければならない。実験終了後,指定された書式に従って実験レポートを各班で1部作成し提出する。なお,レポートの提出は指導教員の了承を得て行う。実験時間内でレポートの提出ができない場合には,後日指定時間までに提出する。 第1週 実験法1(実験のガイダンス) 第2週 実験法2(基礎的測定及び誤差論についての講義) 第3週 次のテーマから6項目について実験を行う。 第4週 (1)ボルダの振り子による重力加速度 (2)Ewingの装置によるヤング率 (3)固体の線膨張率 第5週 (4)顕微鏡による屈折率 (5)プリズム分光計 (6)熱の仕事当量 第6週 (7)比電荷 (8)熱電対 (9)地球磁場の水平成分および磁石の磁気モーメント 第7週 (10)放射線の吸収 (11)トランジスタの静特性 (12)プランク定数 第8週 (13)超伝導体の電気抵抗測定 (14)サーミスタの電気抵抗の温度依存性 (15)等電位線 |
教科書 |
「物理学実験 2008」 室蘭工業大学物理学実験担当グループ編 学術図書出版(¥1300(税別)) |
参考書 | 国立天文台編「理科年表」丸善株式会社 |
教科書・参考書に関する備考 | 実験室に数冊置いてある。 |
成績評価方法 |
1.実験計画書はその内容により0点又は-1点で評価する。未提出の場合には-2点とする(実験計画書点)。 2.実験レポートは内容により+4〜-5点で評価する。欠席及び未提出の場合には-6点とする(レポート評価点)。 3.実験計画書及び実験レポートの提出期限に遅れた者については,その理由の如何にかかわらず未提出あるいは欠席扱いとする。 4.評価の基礎点を75点とし,これに実験計画書点とレポート評価点とを加えて評価点とし,学期修了時点で評価点が100点満点中60点以上の場合に合格とする。なお,履修態度により減点する場合がある。 5.ガイダンスを含め,4回以上の欠席がある者については履修と認めず,再履修とする。 6.欠席3回以内の者については,追加実験を行い,その評価点を加えた後に成績判定をする。この場合,追加実験の実施時期により,成績報告が通常よりも遅れる場合がある。 |
履修上の注意 | 特になし。 |
教員メッセージ |
1.実験室内は土足厳禁である。必ず自分の上履きを用意すること。 2.実験室内での飲食は厳禁である。 3.実験は原則として2名1組で行うが,他人まかせにせず積極的に実験に関わることを期待する。 4.第3週目以降の実験では,授業開始時刻になったら自ら進んで実験を始めること。 5.正規の授業終了時刻までに実験を終了させることが望ましい。 |
学習・教育目標との対応 | 学習・教育目標のA(基礎的知識),E(自分の意見を論理的に整理し、他者に説明する能力を修得する),F(他者と議論・協力して目標を達成する能力を修得する)に付随的に関与する。 |
関連科目 | この科目の履修にあたっては,1学年開講の物理学A(必修)及び物理学C(必修)を履修しておく(履修する)ことが望ましい。 |
備考 |