開講学期 | 2009年度 前期 |
授業区分 | 週間授業 |
対象学科 | 応用化学 |
対象学年 | 2 |
必修・選択 | 選択 |
授業方法 | 講義および演習 |
授業科目名 | 有機化学A |
単位数 | 2 |
担当教員 | 星野行男 |
教員室番号 | Q−101 |
連絡先(Tel) |
0143-46-5727 |
連絡先(E-mail) |
hoshino@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー | 月曜日14:00〜16:00 |
授業のねらい | 基礎有機化学(科目16番)および基礎有機反応(科目26番)で修得した知識を踏まえた上で、より専門性を高め種々の有機化学反応の反応機構を中心に理解を深める。 |
到達度目標 |
1. アルコール類の命名法や合成法および反応性について理解する。(20%) 2. エーテル、エポキシおよびアミン類の命名法や合成法および反応性を理解する。(20%) 3. ベンゼンを中心とした芳香族化合物における芳香族性についての定義やその特性を理解する。(20%) 4. 芳香環の求電子置換反応および求核置換反応のメカニズムや環上置換基の効果を理解する。(20%) 5. 多環式および複素環式芳香族化合物の反応性を理解する。(20%) |
授業計画 |
講義では主として教科書を使用し、板書形式で行う。毎回授業の終わりに出欠を兼ねてその日の授業範囲での小テストとして課題(宿題)を課す。 第 1週: アルコール、エーテル 、エポキシおよびアミン類の命名法(第14章) 第 2週: アルコール類の合成法と反応性(第14章) 第 3週: エーテル類およびエポシシ類のの合成法と反応性(第14章) 第 4週: アミン類の合成法と反応性(第14章) 第 5週: 芳香族化合物の命名法とベンゼンの構造と安定性(第16章) 第 6週: 芳香族性の定義とH?ckelの4n+2 則(第16章) 第 7週: 芳香族求電子置換反応の基本的メカニズムと種類(第16章) 第 8週: 芳香族求電子置換反応での置換基効果(第16章) 第 9週: 置換ベンゼンの合成(第16章) 第10週: 芳香族求核置換反応(その1)(第19章) 第11週: 芳香族求核置換反応(その2)(第19章) 第12週: 縮合多環式芳香族化合物−構造と反応−(第20章) 第13週: 芳香族ヘテロ環化合物の種類と構造 (第20章) 第14週: 芳香族ヘテロ環化合物の反応−その1−(第20章) 第15週: 芳香族ヘテロ環化合物の反応−その2−(第20章) 第16週: 定期試験 |
教科書 |
教科書: 奥山 格 監修 「有機化学」 丸善 教 材: HGS分子模型 |
参考書 |
John McMurry 著 伊東 椒ほか訳「マクマリー有機化学(上)(中)()下」 ハート「基礎有機化学」 培風館 |
教科書・参考書に関する備考 | |
成績評価方法 |
60点以上を合格とする。その成績は定期試験80%、小テスト(課題)20%の割合で評価する。 |
履修上の注意 |
1) 3分の2以上の出席が必要(未満の場合は履修したものとは認めない)。 2) 定期試験で不合格となった者に対して一度だけ再試験を実施する。60点以上を合格とする。 3) 再試験で不合格となったもので再履修を希望する者はこれを認める。 4) 2回目以降の授業の冒頭で前回の小テスト(課題)の解答と解説を行うので、復習に充分役立たせること。 |
教員メッセージ |
基礎有機化学(必修)はもちろんのこと、基礎有機反応(選択必修)を履修していることが望ましい。ただし、単位取得の有無は問わない。 講義内容や小テストの成績などに限らず、他の相談事があれば設定されたオフィスアワーを利用して気軽に来室されたい。 |
学習・教育目標との対応 | この科目は応用化学科の学習目標のB−1(専門的知識−化学)に対応している。 |
関連科目 |
基礎有機化学(必修) 基礎有機反応(選択必修) 有機化学B(選択) |
備考 |