開講学期 | 2009年度 前期 |
授業区分 | 週間授業 |
対象学科 | 応用化学科 |
対象学年 | 2 |
必修・選択 | 必修 |
授業方法 | 講義 |
授業科目名 | 化学工学量論 |
単位数 | 2 |
担当教員 | 空閑良壽 |
教員室番号 | H308 |
連絡先(Tel) | 0143-46-5765 |
連絡先(E-mail) |
kuga@mmm.muroran-it.ac.jp 連絡の際はまず,居室を訪ねること。 |
オフィスアワー | 月,水:15:00-17:00,その他在室時は随時OK |
授業のねらい | 化学工学の基本的考え方を学ぶに先立って,その基礎となる手法や考え方を理解することを目的とし,化学工業で生じる化学的変化および物理的変化の量的関係を修得する。 |
到達度目標 |
1.次元と単位の概念を理解できる。(20%) 2.実在気体の状態方程式を理解できる。(20%) 3.蒸気の定量的な取扱いができる。(20%) 4.分離,混合,化学反応を含む物質収支を理解できる。(20%) 5.化学プロセスの物質収支を理解できる。(20%) |
授業計画 |
講義は教科書および配布プリントを使用し,パワーポイント形式で行う。講義内容には計算が伴うので電卓を持参すること。講義中に複数回演習を行う。 第1週 化学工学とはなにか 第2週 単位と次元1,SI単位系 第3週 単位と次元2,異なる単位系の換算 第4週 気体の体積,圧力,温度1,理想気体と実在気体 第5週 気体の体積,圧力,温度2,実在気体の状態方程式 第6週 気体の体積,圧力,温度3,圧縮係数と対応状態原理 第7週 まとめ1 第8週 蒸気の取扱い1 第9週 蒸気の取扱い2 第10週 物質収支の基礎1,質量保存の法則 第11週 物質収支の基礎2,混合・分離 第12週 物質収支の基礎3,化学反応の取扱い 第13週 化学プロセスの物質収支1 第14週 化学プロセスの物質収支2 第15週 まとめ2 定期試験 |
教科書 | 浅野康一, 新訂版「化学プロセス計算」,共立出版 |
参考書 | 橋本健治編「ケミカルエンジニアリング〜夢を実現する工学」,培風館,江口弥著,「化学工学量論 第2版」化学同人 |
教科書・参考書に関する備考 | |
成績評価方法 | 60点以上を合格とする。その成績は定期試験70%,演習30%の割合で評価する。 |
履修上の注意 | 本講義は全出席と予習,復習を十分行なうことを前提としている。やむ得ない事情で欠席した場合は,次回までに十分な準備をして臨むこと。 再試験は行わない。 |
教員メッセージ | 本講義は化学工学の入門,入り口科目であり,基本的なことを学ぶ。本講義の内容を,十分に理解し,関連の化学工学系科目の学習の基礎をしっかり身につけて欲しい。 |
学習・教育目標との対応 | この科目は、応用化学科の教育目標、B-2(専門的知識-化学工学)の達成に寄与する。 |
関連科目 | 化学システム工学,移動論,拡散単位操作,計測工学,化学工学実験A,Bなど |
備考 |