開講学期 2009年度 前期
授業区分 週間授業
対象学科 応用化学科2年
対象学年 2
必修・選択 必修
授業方法 演習
授業科目名 化学情報演習
単位数 1
担当教員 藤本敏行、安居光國
教員室番号 H307(藤本)、H202(安居)
連絡先(Tel) 46-5760(藤本)、46-5748(安居)
連絡先(E-mail) fjmt@mmm.muroran-it.ac.jp(藤本)、yasui@mmm.muroran-it.ac.jp(安居)
オフィスアワー 藤本:火曜日 10:25-11:55 水曜日 13:00-14:25
安居:月、金 14:35-16:00
授業のねらい 今日、情報化時代といわれ、情報システムがコンピュータの利用により急速に発達し、化学分野でもコンピュータを使うことはあたりまえの時代になった。この授業では応用化学分野特有の例題について演習を行うことからコンピュータを道具として使いこなすための手法を修得し、応用できる能力を身につける。
到達度目標 1. 情報メディア基礎における概念をもとに、情報システムにおけるコンピュータの位置づけを理解するとともに化学と情報の関係を理解できる。(20%)
2. 応用化学分野における問題を対象に、表計算ソフトウェアを用いて、統計処理や最小二乗法、条件判断などの基本操作を理解し、使用できる。(25%)
3. 応用化学分野における問題を対象に、ワードプロセッサやプレゼンテーションソフトウェアの操作を理解し、使用することができる。(40%)
4.文献検索およびMSDS検索の手法を理解し、使用できる。(15%)
授業計画 第1週 授業の進め方の説明
第2週 表計算ソフトを使った演習1(四則演算)
第3週 表計算ソフトを使った演習2(関数の使用)
第4週 表計算ソフトを使った演習3(相対参照と絶対参照)
第5週 表計算ソフトを使った演習4(演習課題提出)
第6週 表計算ソフトを使った演習5(統計処理)
第7週 表計算ソフトを使った演習6(最小二乗法)
第8週 表計算ソフトを使った演習7(条件判断)
第9週 表計算ソフトを使った演習8(演習課題提出)
第10週 文献検索
第11週 MSDS検索

第12週以降は環境問題を主なテーマとする
第12週 プレゼンテーションソフトの使用方法1
第13週 プレゼンテーションソフトの使用方法2
第14週 プレゼンテーションソフトの使用方法3
第15週 プレゼンテーションソフトの使用方法4(演習課題提出)
教科書
参考書 「実験データ処理に使うExcel2007活用法」嶋貫健司著 カットシステム など 
教科書・参考書に関する備考 適宜資料を配布する
成績評価方法 定期試験は実施せず、小テスト(20%)および提出課題(80%)で評価を行う。
履修上の注意 1)演習室の端末を使用するので、自分のユーザー名とパスワードを確認しておくこと。
2)演習室の端末の基本的な使い方はすでに理解しているものとして授業を進める。
3)毎回、出席を確認する。
4)定期試験・再試験を行わず、小テストと3回の課題提出によって評価を行うので、必ず出席し、提出すること。
5)不合格者は再履修すること。
教員メッセージ
学習・教育目標との対応 この科目の到達度目標1、2は応用化学科の教育目標A(基礎的知識-情報技術)、JABEEの教育目標(c)の達成に寄与し、到達度目標3、4は、応用化学科の教育目標E(人と自然の調和))、JABEEの教育目標(a)、(b)、(f)の達成に寄与する。
関連科目 この科目の履修にあたっては、1年次後期開講の情報メディア基礎を修得しておくことが望ましい。
今後の関連科目は2年次後期開講の情報処理と3年次前期開講の知的財産所有権論である。
備考 第1週に開催される説明会の場所と日時についての案内は、開催日の約1週間前にピロティー及び応用化学科H棟中央玄関に掲示する。