開講学期 2009年度 前期
授業区分 週間授業
対象学科 材料物性工学科
対象学年 3
必修・選択 必修
授業方法 講義、演習(グループ学習)
授業科目名 技術者倫理 (材物)
単位数 2
担当教員 後藤龍彦、齋藤英之
教員室番号 斎藤英之(K413)、 後藤龍彦(K304)
連絡先(Tel) 斎藤英之(0143-46-5654)、後藤龍彦(0143-46-5650)  
連絡先(E-mail) 斎藤英之(saitoh@mmm.muroran-it.ac.jp)、
後藤龍彦(goto@mmm.muroran−it.ac.jp)
オフィスアワー 斎藤英之(火曜日15:00-17:00 )、 後藤龍彦(火曜日16:00-18:00 )、 
授業のねらい 技術者倫理の基本概念を理解し、技術者として身につけなければならない基礎的な技術者倫理に関する知識を獲得する。そのうえで具体的な事例をとおして、技術者の判断が社会や環境に与える影響を理解し,倫理的ジレンマの解決方法を多様な価値観を踏まえ考察する。本授業では,講義、グループ討論、調査、分析、発表などを総合して技術者倫理を修得する。
到達度目標 1. 技術者倫理に関する基本的な概念を理解し,技術者の判断が社会や環境に与える影響を理解することができる。(理解力)
2. 多岐の分野におよぶ技術者倫理を継続的に学習し,総合的に技術者倫理を理解することができる。 (継続学習能力)
3.現実的な事例における倫理的な問題をとおして,個人はもとよりグループで協力して問題解決に当たることができる。(問題解決能力)
4.技術者倫理をとおして,分析力、調査力などのスキルを身につけることができる。(分析調査能力)
授業計画 1.  技術者倫理とはなにか   (斎藤、後藤) N207
2.  ヒューマンエラー        (近澤先生)         N207
3.  倫理は怖くない         (外部講師 新田先生)  N207
4.  事例研究1(材料系)     (近澤先生) N207
5.  事例研究2(情報系)   (板倉先生)          N207
6.  企業倫理      (外部講師 竹中先生)   N207
7.  事例研究3(環境系)    (佐藤先生)          N207
8.  ギルベインゴールド(1)  (斎藤,後藤)        N207
9.  ギルベインゴールド(2)  (斎藤,後藤)        N207
10.  グループ討論        (斎藤,後藤,TA)   N101,N104
11.  グループ討論        (斎藤,後藤,TA)   N101.N104
12.  グループ討論        (斎藤,後藤,TA)   N101.N104
13.  発表会            (斎藤,後藤,TA)   N101.N104
14.  発表会            (斎藤,後藤,TA)   N101.N104
15.  総評             (斎藤,後藤,TA)    N101.N104
教科書 北海道技術者倫理研究会編 「オムニバス技術者倫理」 共立出版
参考書 ・札野順著「技術者倫理」日本放送出版協会 (3400円)(図書館所蔵) #
・米国NSPE倫理審査委員会編「科学技術者倫理の事例と考察」丸善 (3000円) (図書館所蔵) #
・シンジンガー他「工学倫理入門」丸善 (3200円)(図書館所蔵) #
・ウィットベック「技術倫理 1」みすず書房(2800円)(図書館所蔵) #
・杉本泰治,高木重厚「技術者の倫理 入門 第3版」丸善(1700円)(図書館所蔵) #
・中村収三「技術者による実践的工学倫理」化学同人(2400円)(図書館所蔵)  
教科書・参考書に関する備考 教科書:講義中にプリント類を配布する。
参考書:本学附属図書館に多数蔵書およびビデオが有る。
成績評価方法 レポート40%、グループ討論と発表40%および定期試験20%を総合して評価し、100点満点で60点以上を合格とする。
履修上の注意 ・材料物性工学科の学生に限る。
・本授業では基礎的なパソコン操作とインターネットが利用できることを前提としている。
・再試験は行わない。不合格は来年度以降に再履修すること。
・授業の変更や緊急時の連絡は授業中または掲示板で通知する。
・授業風景の音声,映像等を記録することがありますので,ご協力ください。
教員メッセージ ・講義に加えて調査、研究、討論、発表を行います。
・授業は1クラス制(大教室)と2クラス制(中教室)で実施します。毎時間の教室を確認してください。
・見やすいレポート(文字や書き方)を心がけること。
学習・教育目標との対応 JABEE学習・教育目標1(b) 技術が社会や自然に及ぼす影響や効果,および技術者が社会に対して負っている責任に関する理解(技術者倫理)の達成に寄与する。また、次の各コースの学習教育目標の達成に寄与する。
応用物理コースの学習・教育目標(A)科学技術倫理
材料工学コースの学習・教育目標(B)科学技術倫理
関連科目 フレッシュマンセミナーI, フレッシュマンセミナーII
備考 外部講師紹介
○新田孝彦(北海道大学大学院文学研究科 教授)
○竹中章二((株)東芝 電力システム社電力流通技師長)