開講学期 2009年度 前期
授業区分 週間授業
対象学科 材料物性工学科
応用物理コーース
対象学年 2
必修・選択 必修
授業方法 講義
授業科目名 材料科学A (応物)
単位数 2
担当教員 永田正一
教員室番号 K-603
連絡先(Tel) 0143-46-5612
連絡先(E-mail) naga-sho@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー 火曜日16:00-18:00
授業のねらい 平衡状態図とは何かを理解し、専門用語を使用して
状態図を正しく活用する技法を修得する。
到達度目標 (1) 自由エネルギーと状態図の関係を理解できる。
  (論理力)
(2) 状態図を読み取ることができる。
  (理解力)
(3) 状態図を積極的に利用して、不純物の除去、
  結晶育成等の材料開発に活かすことができる。
  (応用力)
授業計画   授 業 内 容 等              備 考
○ シラバスの説明               pp.1-210 (教科書)
○ 状態図の作成法, 熱分析曲線     pp.26-35
○ てこの関係                  pp.38-43
○ 全率固溶型相図              pp.61-67
○ 共晶反応型相図              pp.75-80
○ 相図の計算問題(1)            pp.90-91 
○ 相図の計算問題(2)            pp.90-91 
○ 2成分系合金状態図の分類        pp.61-105
○ 相図の理論-原子結合エネルギー    pp.132-134
○ 混合のエントロピー             pp.134-136
○ 自由エネルギーと2相分離         pp.136-139
○ 3成分系の濃度座標            pp.169-174
○ 物質精製:帯域精製法           pp.74-75
○ 結晶育成:フラックス法           pp.75-80
○ まとめ
      定期試験
教科書 横山 亨 著 図解「合金状態図読本」
オ-ム社  
定価(2900円+税)
参考書  
教科書・参考書に関する備考
成績評価方法 100点満点中60点以上が合格点である。
100点満点で定期試験70点、レポート30点
の割合で評価する。
履修上の注意 (1) 80%以上の出席が必要(未満の場合は,非履修と
  みなす)。
(2) 質問は大歓迎。
(3) 授業の変更や緊急時の連絡は授業中または掲示板で
  通知する。
(4) 不合格者は再履修しなければならない。
教員メッセージ (1) 十分予習をしておくこと。
  疑問点をもって受講すると、理解度が
  短時間で倍増する学問分野である。
(2) レポ−トは見やすい文字や
  書き方を心がけること。
学習・教育目標との対応 この授業の単位修得は、JABEE基準1(1)の
(d)-(2a):専門分野の専門能力、に対応している。
応用物理コースの学習・教育目標の(F):
応用物理専門能力、に対応している。
関連科目 この科目の履修にあたっては、1学年前期開講の
熱力学と1学年後期開講の物理化学Aと結晶構造
学を履修しておくことが望ましい。
備考