開講学期 | 2009年度 前期 |
授業区分 | 週間授業 |
対象学科 | 機械システム工学科 |
対象学年 | 4 |
必修・選択 | 必修 |
授業方法 | 3〜4名のグループでの実習 |
授業科目名 | 機械情報設計法 |
単位数 | 1 |
担当教員 | 花島直彦、相津佳永、風間俊治、山下光久、湯浅友典,成田幸仁 |
教員室番号 | A209(花島),Y401(相津),B310-3(風間),B209(湯浅),A219(山下),B311-1(成田) |
連絡先(Tel) | 来室するかメールで連絡 |
連絡先(E-mail) | hana(あっとまーく)mondo.mech.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー | 金曜日の10:25〜11:55(花島) |
授業のねらい | ロボット・トライアスロン標準ロボットを教材として,メカトロニクス・システムの設計法や製作法などを具体的に学習する.プレゼンテーション技法と連携し,ステップごとに発表・討論の機会を設ける. |
到達度目標 |
(1) 与えられた課題をクリアするために,ロボットの機能や機構を構想し,それを実現するための設計問題を自ら設定できる. (2) ロボットの設計・製作・プログラミングなどに,機械工学,電気工学,情報工学の知識や技術を応用できる. (3) ロボットの設計・製作・プログラミングなどに,他のグループにない独自のアイディア・工夫をこらすことができる(創造力). (4) ロボットの周囲にいる人の安全に配慮するなど,公序良俗に反しない設計ができる. (5) 構想した機能や機構を図,文章,式,プログラム等で表現できる. (6) グループ内,あるいはグループ間で,円滑なコミュニケーションを成立できる. (7) グループで1つのものを作り上げるためのチームワークを構築できる. (8) 15週間という限られた製作期間内でロボットが完成するように,各行程を継続的に計画し,実施することができる. |
授業計画 |
授業目標を達成するため,プレゼンテーション技法と連携して,お互いの授業時間を融通しあうことにしている. 授業はおよそ次の目安で進める.詳細の日程は第1回目のガイダンス時に説明する. (1) ガイダンス(班分け)(1週) (2) 標準ロボットの製作とプレゼンテーション(6週) (3) ロボット製作をテーマとした国際コミュニケーション(2週) (4) グループ毎に計画に基づき設計,製作,プログラミング(6週) (5) ポスター形式の発表会(1回) (6) 成果発表コンテスト(1回) |
教科書 | |
参考書 |
門田和雄「ロボコンに挑戦!図解もの創りのためのおもしろロボット工学」技術評論社 # 藤沢幸穂「H8マイコン完全マニュアル」オーム社 # 鹿取祐二「C言語でH8マイコンを使いこなす」オーム社 |
教科書・参考書に関する備考 |
(1) ロボット・トライアスロン標準ロボットお助けキットBパックはグループに1台ずつ貸与する. (2) ロボット・トライアスロン標準ロボットのマニュアルを CD-ROM or ハードコピーで配布する (3) 次の工具は各自で用意すること.ハンダこて,こてホルダー,ニッパー,ラジオペンチ,ドライバー.大学生協パレットで販売している. |
成績評価方法 |
プレゼンテーションの資料(構想,問題設定,アイディアや工夫に関する部分),設計図面やプログラム,工程計画書や作業日誌(チーム内の役割分担,打合せ事項なども記す)などにより評価する. 各評価項目の採点結果を合計し,100点満点に換算する.60点以上を合格とする. 不合格となった者は再履修すること. |
履修上の注意 |
★★★受講生は必ず傷害保険に加入すること.加入の有無の確認を「キャリアサポートセンター」でしておくこと.★★★ この科目は3年次に機械情報コースに分属し,機械情報演習を履修した者が受講できる.連携科目のプレゼンテーション技法も同時に受講すること.以下に,適用カリキュラムごとに具体的に示す. (1) 昼間の学生は,機械情報コースに分属され,機械情報演習を履修した者 (2) 夜間主コースの学生は,卒研着手可能で担当教員が認めた者.機械情報演習を受講していることが望ましい.(他学科履修として単位取得可) |
教員メッセージ |
実習科目なので必ず出席の事. オープンキャンパスで完走できるように頑張ろう |
学習・教育目標との対応 |
<学科の学習・教育目標との対応> (C) 工学システムを設計・製作する能力の涵養 (E)-1 日本語および英語によるコミュニケーション能力と国際性 (E)-2 グループ意思決定能力 <JABEEの学習・教育目標との関連> (d)-(2) 機械工学の主要分野のうち各プログラムが重要と考える分野に関する知識と、それらを問題解決に応用できる能力 (d)-(3) 実験等を計画・遂行し、結果を解析し、それを工学的に考察する能力。 (e) 種々の科学、技術および情報を利用して社会の要求を解決するためのデザイン能力 (f) 日本語による論理的な記述力、口頭発表力、討議等のコミュニケーション能力および国際的に通用するコミュニケーション基礎能力 (h) 与えられた制約の下で計画的に仕事を進め、まとめる能力 |
関連科目 |
機械製図1,2,機械工作法実習1,2,プレゼンテーション技法,機械情報演習 その他,エンジニアリングデザインに関する科目 |
備考 |