開講学期 2009年度 前期
授業区分 週間授業
対象学科 建設システム工学科(建築コース)
対象学年 3
必修・選択 選択
授業方法 講義及び演習
授業科目名 建築構造解析U
単位数 2
担当教員 荒井康幸
教員室番号 D-323
連絡先(Tel) 0143-46-5202
連絡先(E-mail) yarai@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー 火曜日12:00〜12:30,木曜日17:00〜17:30
授業のねらい 1.建築骨組みの塑性解析の基礎を理解する。
2.建築構造物の地震応答解析に関する基本的な事項について学び,合理的な耐震設計法に対する理解を深める。
到達度目標 1.塑性解析の基礎を理解し,簡単な構造物の崩壊荷重を求めることができる。
2.耐震構造解析に関する基本的な用語を理解し,使用することができる。
3.動力学に関する基本的な事項について理解する。
4.モーダルアナリシスによって多層建物の応答値を求めることができる。
授業計画  1週目 シラバスの説明,塑性解析の基礎
 2週目 崩壊機構と崩壊条件
 3週目 上・下界定理
 4週目 矩形ラーメンの塑性解析(1);演習1の出題
 5週目 矩形ラーメンの塑性解析(2);演習2の出題
 6週目 地震応答解析の概要,1自由度系の非減衰自由振動
 7週目 1自由度系の減衰自由振動 ;演習3の出題
 8週目 調和外力に対する応答 ;演習4の出題
 9週目 地震応答スペクトル
10週目 振動とエネルギー
11週目 多自由度系の振動方程式
12週目 多自由度系の固有周期とモード
13週目 多自由度系の応答(1) ;最終課題の出題
14週目 多自由度系の応答(2)
15週目 モーダルアナリシス
定期試験
教科書 山田孝一郎,松本芳紀共著「建築構造力学U」定価(3000円+税),森北出版(授業科目番号47;建築構造力学Uで使用の教科書)#
柴田明徳著「最新構造解析」森北出版,定価(3700円+税)
参考書  
教科書・参考書に関する備考 他に授業に使用する必要な資料は適宜プリントとして配付する。
成績評価方法 100点満点で定期試験60点,最終課題30点,レポート(演習)10点の割合で評価し,60点以上を合格とする。
履修上の注意 1)最終課題の提出が必要(未提出の場合は,非履修とみなす)。
2)授業中の質問は大歓迎。オフイスアワーなどでの質問も適宜受け付ける。
3)授業の変更や緊急時の連絡は授業中または掲示板で通知をする。
4)再試験は行わないが,やむを得ないものと認めた場合に限り追試験を行う。
教員メッセージ やや難解な部分もあるが,基本的な考え方を理解すればよいので,最後まで諦めずに受講して欲しい。
学習・教育目標との対応 この授業の単位修得は、学科(建築コース)の学習・教育目標の (G)構造演習や実験を重視した教育により,建築の構造に関する基礎的知識と応用力を修得する,に対応している。
関連科目 この科目の履修にあたっては,1学年開講の材料の力学と建築構造力学T,2学年開講の建築構造力学Uおよび建築構造解析Tを修得しておくこと。
備考