開講学期 2009年度 前期
授業区分 週間授業
対象学科 建築社会基盤系学科
対象学年 1
必修・選択 必修
授業方法 講義
授業科目名 建築学概論
単位数 2
担当教員 大坂谷吉行、溝口光男
教員室番号 大坂谷 Y−503
溝 口 D−325
連絡先(Tel) 大坂谷 0143-46-5249
溝 口 0143-46-5205
連絡先(E-mail) 大坂谷 osakaya@mmm.muroran-it.ac.jp
溝 口 mitsuo@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー 大坂谷 月曜日 12時10分〜12時40分,木曜日 12時10分〜12時40分
溝 口 月曜日 12時00分〜12時30分,木曜日 12時00分〜12時30分
授業のねらい 建築学分野の概要を学び,これから始まる建築に関する種々の専門分野の相互関係を理解する。
到達度目標 1.建築の理念や職能範囲を知り,建築学の体系を大まかに捉えることができる。(計画的知識力)
2.建築をつくる場合の計画的アプローチを理解し,そのかかわりを述べることができる。(計画的理解力)
3.建築物に作用する種々の荷重を地盤に伝達させるための構造原理を理解し説明できる。(構造的理解力)
4.建物を構造面から分類してそれらの特徴を理解し,基礎的な建築用語について説明できる。(構造的知識力)
授業計画 1週目 建築とは、建築における職能とは
2週目 建築学における計画系の位置づけ
3週目 歴史の中の建築 その1(建築史)
4週目 歴史の中の建築 その2( 〃 )
5週目 建物をつくる その1(計画・設計)
6週目 建物をつくる その2(計画・設計)
7週目 都市をつくる (都市計画・建築法規)
8週目 中間試験
9週目 建築の構造(荷重外力・構造原理),シェル・空間構造
10週目 地盤・基礎
11週目 各種構造 その1(木構造)
12週目 各種構造 その2(鉄骨構造)
13週目 各種構造 その3(鉄筋コンクリート構造)
14週目 各種構造 その4(その他のコンクリート系構造)
15週目 各部構造(屋根・床・壁・天井)
16週目 定期試験
教科書 「建築概論 新訂三版」 建築概論編集委員会編 彰国社 定価(2800円+税)#「構造用教材」 日本建築学会 定価(1845円+税)
参考書 「図解テキスト 基本建築学 第二版」 上杉啓・他著 彰国社 定価(4200円+税) 
教科書・参考書に関する備考 教科書の「建築概論 新訂三版」は全週で,「構造用教材」は9〜15週で使用する。
成績評価方法 100点満点で中間試験50点,定期試験50点の割合で評価し,この評価点の合計が60点以上を合格とする。
履修上の注意 1.定期試験で60点未満の者には一度だけ再試験を実施し,60点以上を合格とする。
2.再試験で合格の場合の成績は,再試験の点数にかかわらず60点とする。
3.授業の変更や緊急時の連絡は授業中または学科掲示板で通知する。
教員メッセージ ここで紹介する講義内容は建築学の基本事項であるので,建築コースを目指す学生にとってはもちろんのこと、土木工学との違いを知る上で、土木コースを目指す学生にとっても必要な知識となる。
学習・教育目標との対応 この授業の単位修得は,学科(建築学コース)の学習・教育目標の(B)良識ある人間性,倫理性,福祉への感性および,健全なる心身を形成する,(D):建設システムに共通する基礎的知識を習得する,に対応する。また,学科(土木工学コース)の学習・教育目標の(G):自然と人間の調和を基調とする国土・地域・都市づくりができる能力を身に付ける,に対応する。
関連科目 今後の関連科目は,2学年後期から開講される建築コースの授業科目である。
備考