開講学期
Course Start
2009年度 後期
授業区分
Regular or Intensive
週間授業
対象学科
Department
公共システム工学専攻
対象学年
Year
1
必修・選択
Mondatory or Elective
選択
授業方法
Lecture or Seminar
講義及びケースメソッド
授業科目名
Course Title
地方行政論T
単位数
Number of Credits
2
担当教員
Lecturer
永松俊雄
教員室番号
Office
Q-510
連絡先(Tel)
Telephone
0143-46-5816
連絡先(E-mail)
E-mail
nagamatu@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー
Office Hour
月曜日(終日)・火曜日(午前) *会議、出張等で不在の場合があるので、事前に電話・メール等で連絡下さい。
授業のねらい
Learning Objectives
社会課題の解決には様々な知識・技術が必要となる。この授業では地方行政の制度構造や課題についての理解を深めるとともに、事例演習を通して課題解決に求められる基礎的スキルの修得を目的とする。
到達度目標
Outcomes Measured By:
1.行政(自治体)の社会的役割、2. 地方行政の制度構造、3. 地方行政と住民との関わり、4. 地方行政を巡る最近の動き、 に関する理解。
5. 事例演習を通した課題解決のためのスキルの修得。
授業計画
Course Schedule
授業計画は概ね以下のとおりだが、講義、受講生の発表、討論を組み合わせて行う。一部変更する場合もある。詳細は初回のガイダンスの際に説明する。
第1回―第5回
@ 行政(自治体)の存在意義(公共性の概念、地方自治の本旨)
A 政府間関係(国−都道府県−市町村関係)
B 地方政府の制度構造(首長と議会、財政・組織・人事)
C 住民と行政
D 最近の動き(行財政改革、市町村合併、道州制等)
第6回―第15回
E 1回―5回を踏まえた具体的な事例検討・討論
教科書
Required Text
特定の教科書は使用しないが、必要な情報・教材は、適宜プリントとして配布する。
参考書
Required Materials
真渕勝(2009)『行政学』有斐閣#
佐々木信夫(2008)『自治体政策』日本経済評論社#
足立幸男・森脇俊雅編著(2003)『公共政策学』ミネルヴァ書房#
早川純貴・内海麻利・田丸大・大山礼子(2004)『政策過程論』学陽書房# 
教科書・参考書に関する備考 詳細はガイダンスの際に伝える。
成績評価方法
Grading Guidelines
レポート、課題の達成状況及び授業中の議論への参加度で評価する。100点満点中60点以上を合格とする。 
履修上の注意
Please Note
不合格者は再履修とする。
教員メッセージ
Message from Lecturer
この授業は、地方行政に関する知識の習得だけでなく、学生諸君が将来出会う様々な社会的問題を解決するために必要な能力の付与・向上を併せて念頭に置いている。借り物ではない自分なりの考え方やアプローチを見いだす1つの機会としてもらいたい。
学習・教育目標との対応
Learning and Educational
Policy
JABEE基準
(a)地球的視点から多面的に物事を考える能力とその素養
(f)日本語による論理的な記述力、口頭発表力、討議等のコミュニケーション能力および国際的に通用するコミュニケーション基礎能力(うち日本語コミュニケーション能力)
(g)自主的、継続的に学習できる能力
(h)与えられた制約の下で計画的に仕事を進め、まとめる能力
関連科目
Associated Courses
公共システム構造論、地方行政論U、憲法と公共システム、自治体経営論T、自治体経営論U
備考
Remarks