開講学期 Course Start |
2009年度 前期 |
授業区分 Regular or Intensive |
週間授業 |
対象学科 Department |
応用理化学系専攻 |
対象学年 Year |
1年 |
必修・選択 Mondatory or Elective |
選択 |
授業方法 Lecture or Seminar |
講義 |
授業科目名 Course Title |
生命科学特論 |
単位数 Number of Credits |
2 |
担当教員 Lecturer |
日比野政裕 |
教員室番号 Office |
Y301 |
連絡先(Tel) Telephone |
46-5771 |
連絡先(E-mail) |
hibino(アットマーク)mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー Office Hour |
教員の居室前に掲示してあるオフィスアワー、または応用理化学系専攻ホームページを見て下さい。 |
授業のねらい Learning Objectives |
一見複雑に思える生物の特質は、生体のいろいろな階層に見られる特異的構造とその構造に付随する機能から生まれる。そこで、本講義では生命現象のひとつひとつを構造と機能の階層的発展という図式の中でとらえ、生物がいかに巧みに自然法則を工学的に利用したか、その仕組みについて考察する。 |
到達度目標 Outcomes Measured By: |
1.細胞が集積して作る個体構造、オルガネラで構成される細胞の構造、オルガネラの構成要素であるタンパク質の構造という生物の構造における三つの特異的構造を理解する。 2.生物の基本構造を基礎に、構造に支えられた生物の機能について理解する。 3.ナノテクノロジーとバイオテクノロジーの横断領域について考察する。 |
授業計画 Course Schedule |
第1週 はじめに(講義の概要) 第2週〜第3週 生物の階層性と遺伝情報 第4週〜第7週 膜系超分子構造 第8週〜第13週 タンパク質の構造と物性 第14週〜第15週 生体分子の計測技術 |
教科書 Required Text |
特に指定していない。 |
参考書 Required Materials |
(1)カープ「分子細胞生物学」東京化学同人 (2)大沢文夫「講座:生物物理学」丸善 (3)永山國昭「生命と物質」東京大学出版 (4)イスラエルアチヴィリ「分子間力と表面力」朝倉書店 (5)赤坂一之編「蛋白質」吉岡書店 (6)石渡信一編「生体分子モーターの仕組み」共立出版 (7)曽我部正博・臼倉治朗編「バイオイメージング」共立出版 (8)石川春律編「バイオイメージングの最先端」先端医療技術研究所 |
教科書・参考書に関する備考 | |
成績評価方法 Grading Guidelines |
60点以上を合格とする。その成績はレポートで評価する。 |
履修上の注意 Please Note |
特になし。 |
教員メッセージ Message from Lecturer |
生物学、化学、物理学の境界領域にも面白い問題がたくさんあります。 |
学習・教育目標との対応 Learning and Educational Policy |
応用理化学系専攻の学習・教育目標との対応については,講義開始時に説明する。 |
関連科目 Associated Courses |
生命科学に関する科目。 |
備考 Remarks |